『リリカお嬢様に振り回される!/メイス』(2021-2022)
いわゆる「わがままお嬢様」もの…なんだけどリリカ様は体が不自由。そして親の愛情を受けていない。そのため人との接し方が分からずに辛く当たったり暴力的になってしまう。やっぱりギャグとシリアスのバランスがすごく、いい意味で「難しい」。
手塚治虫『タダノブ』(1966)。週刊漫画サンデー掲載作品は大体が『フースケ』『ショート・アラベスク』などに収録されてるけど、調べたらまだまだ未収録作品は数多い。本来なら復刻ものには手を出したくないけど掲載後単行本化されてないのなら仕方ない…
『こーじーまいすてりー』、Ixyさんのwikiにも情報がない(そもそも「漫画」の項目がない)し、ググっても出てこないから、ほんと当時きらら読んだ人しか知らない作品なんだろうな(10年前だから今は忘れてるかも)。一作だけだから単行本もないし、アンソロジーみたいな企画本もないしまさに幻の作品かも
原作確認したら「アブドル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」だった…。「ホムニス」じゃなくて「ノムニス」だし、「ベルエス」の間にナカグロがあった。絶対間違いないと思ってたのに、人の記憶ってけっこう当てにならないのかなあ、なんて考えてしまった。
真ん中の人に気を使って足を広げないでおくことをしない両サイドのふたり…クザンはともかく、黄猿とサカズキはいろんな意味で気にかかる…ふたりのモデル、そして仁義なき戦いから考えると田中邦衛は菅原文太の部下になるからなー。広能は一度は組長になった身だからなあ。
ガロ(1968年8月号)。今号はほとんどカムイ伝であとはつげさんの短編くらいしか興味はそそられなかった。なので『風太郎』(池上遼一)の第3話に俄然注目。今作は劣悪な環境の工場の話で、特定地域の名前を出したことで抗議を受けて、連載は中止。急遽最終回となった(打ち切り?)。