メダリストおもれーかもおもれーかもと思った瞬間。勝負事の厳しさを練習量・世間との乖離・オールオアナッシングなどで描いてきた作品は数多かれど、まず『選択』という厳しさを書くのはなんかこう、スゴいっスね。
超常先輩おもろい。わたくしもまあ近ごろプロ格ゲーマーのあいだで流行してる手袋がなんかセクシーにみえた経験がありましてね……(cosa選手の肩幅に腕周りに黒手袋という出で立ちは、知らん人だと職業ゲーマーだとは絶対に気付けないと思う。
ポケスリ。カビゴンの朝ご飯がりんごカレーしか用意できず、りんごだけを60個ぶっこんだものを食べさせつつ「トレーナーレベル60近くにもなってこの程度の物しか与えられぬとは……我ながら情けない」とセンシのようなことを思う等。
「愚か者にかまうのは愚か者」「“スパイダーマン”はみなそうだ」「…今日は私もその一人ということか」の、台詞をどんな表情で言ってるのかわらないのがすげーかっこいい。タイツメンのマスクを活かす演出だわ。
スパイダーマン:オクトパスガール [ https://t.co/yMJd2vdjSI ]
その後に女学生連中が格ゲーに夢中になることの是非について「サッカー部の99%はプロにはならんけど体力はつくわけで」「RTAで記録達成に必要な根気や発想力は仕事でも役立つんじゃね?」とかダベってる裏で「それで友達が出来て、楽しく過ごせてるならいいか」と受け入れる母親て視座の違いも美しい。
『対ありでした。』8巻。美少女と美人ママとがステゴロで殴り合っててなにこのマンガとしか言えない迫力がありつつも「ねえママ……将来に役立つようなことならよかった……? 私が夢中になってるものが、ゲームじゃなければ……ほめてくれたの……!?」て台詞には“えぐられる”ものがある。
もちづきさん。総接種カロリー表示もさることながら画面左を暗くして時計も書いてで深夜帯のドカ食いであることを明示しつつ、なんか暗いなかで食べてるという……なんか、なんでそういう細かい描写が上手なんだろう……て感触に毎度圧倒される……。
ゲームに限らず快楽てのは蓄積とそれの解放からなるので。どんな快楽にも適度なストレスは必要なのだろうけどフロムゲーなど一部の死にゲー愛好家はそれの虜になってるだけ説もあるにはある(なので「ゲームでまでストレスを感じたくない」というストレス解放脳汁未体験者とは無限平行線。