チート付与、どう見ても悪役然したエルシーが、冒険者に優しいギルドを作ろうとしてるのは夢を叶えるにはやはり力が必要という感じがする。そして経営がうまくいかず破産してるのは人生を感じる。一言で言えば、破産寸前の元S級冒険者のギルドマスターなんよね。生々しさが人間臭い。
(伊藤コピペ)チート付与の暗殺の母、豊富な語彙力の乱射で新しい日本語話法を開拓してますが、兄妹100人できるかな?は決してギャグではなく、損得を考える場面からの延長で、子供たちはどこまでも道具でしかなく、過剰な行動や言葉を使わない分、淡々と足し算引き算ですませる点に冷酷さが際立つ。
極道と忍者、様々なツイートから気がついたんですが…悪役がかっこいいというの、よく成立してますよね。先日のフォイフォイの件にも関わりますが、悪役が悪役していない。無論、誰がどう見ても悪役なんですが、このページみたいに、輝けて、それを受け入れられている日本文化に特異性を感じます
ほんとTwitterだから言えるんですが、忍者と極道のプリマ死亡のこの1ページに生と死、上下左右の端正な様式、絶望と執念、小さな敗者と大きな勝者の物語、と様々な対比が詰め込まれてるのに味が混在してないのに一つにまとまってる奇跡を感じるんですが、各位はどうでしょうか。
忍者と極道なんですが、こんな暑苦しい絵柄なのに、目が痛くならないんですよね。なんでだろう。こんなカオスなのに静寂。騒がしいのにうるさくない。おそらく左右対称と上下均等、各ページに新たなる黄金比があり、それが物語の理解と簡素にして簡潔な作品世界を展開してるんでしょう。
忍者と極道は、当初は斬新な生首の使い方、日本語だから許される訓読み音読みを悪用しまくった新しい現代用語の基礎でアッハイな皆さんをときめかせましたが、読み込むと、古典的かつ既存・既出の技法演出つまり基本と基礎を丁寧に描き上げているので、寸分狂いなき王道というすごい作品。
これね、忍者と極道。いいよね。王道。うん。ストレート。クサイクサイ。ベタベタ。なんの捻りもない。前後も。うん。飽き飽きする王道。だからいいんだよね。落ち着く醤油のラーメン。ごちゃごちゃが全然ない。新規性や意表、練りに練られた作品にはないシンプルな味わい。いいよね。美味しいよね。
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ある方が言った。
ヨルさん、想像以上に家族向けに受けたから殺し屋設定がやりにくいんじゃないか?このままだと異常に運動神経がいい人となり、殺し屋設定が忘れ去られるのではないか?
と。
なんかそんな感じしてきますね。それか、「露骨なまでの邪悪」が相手じゃないと…
#SPY_FAMILY
SPY×FAMILYのラスボス的存在デズモンドですが、ホワイトナイト的存在でグルーマン製薬を高待遇で買収し、ちゃんと息子との約束を不器用ながら守り、人と人は分かり合えないとか言いながらも背景に限りない他者への興味と関心が感じられ、ぶっちゃけバーソロミュー・クマー並に化けんじゃないかと。