ドラえもんを使った「未来は大丈夫だよ」とほざくstay homeプロジェクトとやらに反吐が出る思いがしたので藤子・F・不二雄が描いた『みどりの守り神』の画像を貼っておく。
大好きだった唐沢なをき『さちことねこさま』再読。カカトを舐めさせてくれと懇願するシーンが死ぬほど出てくる狂った漫画である。そして正直そこしか覚えてない。
本棚の奥の奥から引っ張り出し、少し話題になっているジョージ秋山『銭ゲバ』を読んでいる。子供の頃に読んで以来だ。内容そのものの凄まじさは言うまでもないが、驚嘆すべきはその展開の早さ。それでいて読み応えは微塵も損なわれていない。
この恐るべき流麗。余計な言葉の修飾によって本来伝えたいことは1割も伝わらなくなる。Twitter含めSNSでもよくあること。感情を排するからこそ感情を伝えられるという微塵も矛盾せぬ純然たる真理。
人生で一番影響を受けた漫画は武富健治の『鈴木先生』かもしれない。大学入学とほぼ同時期に連載が始まり、狂ったように何度も何度も読み返し、友人知人に薦め続けた。余りに原作の持つ狂気とクリアな正気、更には(混濁した)笑気と瘴気に固執しすぎてドラマも映画も一切観ることができない。