人生で一番影響を受けた漫画は武富健治の『鈴木先生』かもしれない。大学入学とほぼ同時期に連載が始まり、狂ったように何度も何度も読み返し、友人知人に薦め続けた。余りに原作の持つ狂気とクリアな正気、更には(混濁した)笑気と瘴気に固執しすぎてドラマも映画も一切観ることができない。
絶望先生の中ではこの2人が特に好きでした。今も好きです。最近観返し(読み返し)てます。風浦可符香を実写化するなら能年玲奈で決まりだと思ってます。
退屈で冴えない日常や自身にゲンナリし、登校拒否気味になっていたのび太が色々あってもう一度日常に向き合おうとする場面は『ドラえもん』史上屈指の名場面だろう。このポーカーフェイスが良い。このあとのドラえもんの涙にも切実なるものを感じ、グッとくるのだ。