今回はどうしても自分も経験ありすぎて自分の話多くなっちゃうけど…本質的な毒親あるあるって、虐待のレベルに関わらず変わらないんですよ。
批評家みたいな感覚で子どもに接して、プロ野球選手に蔑称つけるなんJ民みたいに子どもが結果でないと全部責任押し付けてけなす。
そこは共感しまくりでした
特に、家庭仲が悪すぎて勉強どころじゃない話ってここにも出てくるけど、毒親あるあるの1つです。
ぼくも家庭環境こんな感じで、+発達障害に無自覚だったせいで自分がいくらやっても伸びないことと、伸びることの間で悩んでたから受験コケたからよくわかる。
親が仲いいのが最大の教育やで?マジで
結果、毒親あるあるの1つに「大人になっても、自分を頭ごなしに批判してくる毒親を想定して喋ったり、受け入れたりしてしまう癖がつく」というのが出てきます。
自覚するまではネガティブな印象を持たれがちで、人間不信なところを持ってるわけですが…指摘してくれる相手が見つかってよかった
熱心じゃない親が毒親じゃないんだよ!!
むしろ、一人目の子どもには親なりに熱心だったりするんだよなぁ〜。
ただ、熱心さが雑。
人の悪口が好きだったり、家では夫婦喧嘩親子喧嘩ふっかけたりしてる人の子どもが、円満な家庭の子に才能だけで勝つのはほぼ無理です。
そして、作者は最初に生まれた子どもだったため、毒親あるあるの「一人目の子どもにめちゃくちゃ熱をかけてくる」というやつにハマります。
ぼくも、習い事多かったから…あの時期の「毒親に育てられた子どもあるある」に「色々習い事させてくれるけど、成就しない」はあると思います。
特に、現実離れしてるのは弟関連のエピソードで、育児放棄しすぎて、給食や友達の家でものを食べないと生き残れない(ご近所もそれを察している)という、レベルの育児放棄だったそうです。
マンガみたい…というか、マンガでも昭和中盤のネタです。平成でこのネタでマンガにはならない。
「母を片づけたい~汚屋敷で育った私の自分育て直し~」の見どころさんとしては、
・今まで色んな毒親話を聞いてきたけど、その中でも最強の話が読める
・しかも、セクハラとネグレクトと汚屋敷の三段攻撃
・共感しかない毒親後遺症に、毒親経験者のぼくもヘドバンしながら読むほど
ってとこかな
そして、最後は汚屋敷の掃除に作者が挑んだという話。
ここについては結末はマンガで見てほしいところだけど、ゴミ処分のノウハウや苦労がガッツリ書かれてて面白かった。
ちなみに、リアルネズミは割と何でもかじるみたいです。
あと、かじることの弊害よりも糞尿による悪臭と、夜の騒音がヤバいみたいです。
あと、ねずみ駆除のサイトによると、人前に出てくるやつは住み着いてる状態。
ネズミの巣が認知でき、糞尿もわかるのは末期。
ここまで来ると希少な体験。
ネズミ被害とかも平気で出てます。
作者がべとべと設置して捕獲したときには、20cmの巨大ネズミがとれたそうです。
ポケモンではコラッタが30cm,ピカチュウが40cmだけど…20cmの謎の生き物が家を這いずり回ってたらもう十分怖いんだよなぁ…。被害深刻やし…。
ただ、「本当に怖いのは人間」でそれも「血が繋がってて離れることができない親」なんだよね。
物を捨てると言ったら、謎に発狂するんだけど…論理性ゼロ。
逆にこれが人間で、60年以上生きてこれてるのが色々と狂ってると思うし、すごいわ。
汚屋敷からなに盗むねん…泥棒も拒むわ。
「母は汚屋敷住人」のみどころさんとしては、
・実は毒親もの
・汚屋敷住人の精神構造が読める
・(グロめだけど)汚屋敷の内部が見られる。
・汚屋敷を本気で作者が片付けようとするところが見られる。
ってとこかな…。
壮絶すぎて、要約厳しそう…