驚くのは、原作漫画とぜんぜん違うこと。父はそれほど異質じゃないし、オスカルも抵抗なく軍務につく。出崎統が、シリーズ全体を活かすために凝らした、演出なのだ。止め絵がすごいんじゃない。そこに至るまでの過程がすごいのだ。
あさりよしとお「宇宙パトロール前史」(1986)
血清を運ぶ宇宙船に密航者。しかも美少女で、放逐できない。パイロット2人は言い争う。
なぜかふつうにワープアウト。ドタバタで積荷を捨ててしまっていた。なので疫病の死者は数万、数十万に達した。
ブラック・ジャック「閉ざされた三人」(1974)
デパートの陥没でエレベータに閉じこめられたBJと二人の親子。エレベータは密閉され、酸素が不足する。BJは重症の父親を毒殺する。
救助されたBJと息子。注射したのはインシュリンで、父親は仮死状態だった。BJは手術代をデパートに請求する。
岡崎二朗「アフター0:のみこむ」(1992)
砂漠で発見された植物を見に来た久賀山と恭子。久賀山は恭子を愛していたが、恭子は片岡と結婚する予定。エンジンが壊れ、ふたりとも窮地に。久賀山は恭子を植物にのみこませて助ける。久賀山の愛を知った恭子は、片岡と結婚できなくなった。
主人公は心配する。人間社会がイヤで猿になっても、今度は猿の社会がイヤにならないだろうか? 主人公は都会に帰る。
「人猿の湯」がもたらす変身は双方向だった。人から猿へ、猿から人へ。イヤになったら逃げ、逃げて駄目なら戻る。かくいう旅館の従業員も、人間の暮らしを試す猿だった。(おわり)
90年代初頭は、オタクに厳しい時代だった。「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の宮崎勤が1989年に逮捕され、「オタク=犯罪予備軍」と認知されたからだ。
オタクと知られてはならない。
オタクたちは一般人に偽装したが、やがて声を上げるようになる。1991年は『おたくのビデオ』も発売された。
漫画『機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄』の回想シーンはよくできてた。
3年前、ふわふわ女子大生ニナは、ジャンク屋の男性2名(ガトーとケリィ)と知り合う。ガトーはニナを大事にするが、「ふつうの暮らし」にあこがれるほどではなく、親密になる前に去ってしまう。
「どうして駄作のレビューが多いんですか?」と質問された。もちろん駄作が好きなわけじゃなく、駄作も含め、映画を楽しんでいるのだ。駄作が駄作になった理由を考えたり、磨けば光るアイデアを拾っていれば、傑作はもっともっと楽しめる。駄作も喰らう、傑作も喰らう。わかって。
大人になって最終回を見たら、ぜんぜんちがった。裏切り者がいたところとか、スーツの限界に挑むところは合ってるから、なお混乱した。くそっ! おれが愛した最終回はどこにあるんだ!
友だちを追求したら、「そんな話をした覚えはない」と言われた。それじゃ美化したのはだれだーーー??
(#ゆっくり文庫 と原作について)
私は読書家ではない。読んだ本は多くない。だから動画投稿時は、「詳しい人に怒られるかも?」とビクビクしてる。
そんな私だが、動画視聴者には「詳しい人」に見えるかもしれない。さにあらず。私はふつうの昭和男だ。
だが! 二回目の接種を終えた。これでセブン責めから解放される。やった。
接種から26時間経過。37.5℃。頭がぼーっとしてるが、眠いわけじゃない。ふわふわだ。