#オルクセン王国史
オークの食に対する貪欲さが略奪ではなく類まれな肥沃な土壌を利用した大規模農法に向き。国民が飢えず生活が豊かになり。礼節を知り他種族を受け入れ各国と交友を結び豊かな文化を育む。逆に考えれば現実世界の国民が飢餓に苦しむ後進国に紛争が絶えない事にも繋がりそうである。
#私立黒にんじんちゃんを愛でる会
小麦だけで作られたパンを食べて「オルクセンのパンは美味しい!」とグルメを満喫する今風の女の子っぽいふらいんぐ白パンちゃんと。畑の土を食べて(食べてない)「稀に見る耕作に適した土壌です」みたいな事言ってる地味顔農大生みたいな黒にんじんちゃん。
#私立黒にんじんちゃんを愛でる会
オークにとっての美人ってこの看護師さんみたいな白くて大きくてぽっちゃりしたタイプなわけだし。痩せてて肌も髪も黒い姿はまさに黒にんじんか?もしや農学者らから敬意と愛情を込めて「シュヴァルツ カロッテ」と呼ばれてたりで黒にんじんちゃん?
#オルクセン王国史
ダークエルフの騎兵は極めて快速だが腕力打撃力は他種族に劣る。それを補う為に異なる兵科を同伴させる。問題となるのが速力で劣る砲兵等との協同なのだが。有線通信や伝令に伝書鳩主体の時代にリアルタイム通信可能な無線機を全員携行してるようなもんで。とんでもないぞこれは?
#オルクセン王国史
オルクセンからすればいくら地の利があるとは言えはるかに体の小さな闇エルフに敗北したロザリンド渓谷の戦いは本当に謎で。凄まじい殺気を放つ姿を目の当たりにして「なにこいつら怖い!」と、恐るべき戦闘力を相当に過小評価していた事に気付いた瞬間だったりで?
この時ダークエルフの族長はオークの王に忠誠を誓った。同時に慈悲深いオークの王はダークエルフの献身に魅了されてしまっている。他種族に対する強い共感性が王の強さでもあり恐らく弱さでもある。それが強力なカリスマと先見性を持つ国王一人に支えられたオルクセンの危うさにも感じたりで。
オークにこんなイメージ持ってるのってエルフィンドだけじゃないだろうから。「オルクセンが異種族受け入れを行っている。食べ物に不自由しない文明的でとても豊かな国らしい」「それって移住者をオークが食料にしてるから食べ物に困ってないのでは?」と疑心暗鬼にもなりそうな気もする。