#大河べらぼう 第30回。「人まね歌麿」とありましたが、確かに喜多川歌麿は北尾重政の絵をマネしていることがありました。左が今回のドラマで登場した重政の狂歌絵本。右がその4年後に歌麿が描いた狂歌絵本。石段を上り下りする人たちの姿を、歌麿はかなりマネしています。
太田記念美術館で7/26~8/24まで開催の「葛飾北斎 冨嶽三十六景」展では、世界的な名作全46点を一挙公開。また作品とともに、豊富な現地写真や周辺の地形図も展示。江戸ー東京の複雑な高低差や、水辺などの地形が、作品の構図に与えた影響を掘り下げます。会期が短めですのでお見逃しなく。
【他館展示情報】栃木県の佐野市立吉澤記念美術館では昨日7/19より「江戸から明治、本と浮世絵のオドロキ」展を10/19まで開催。吉澤コレクションの浮世絵を初公開。京伝や馬琴の読本、佐野出身の本屋・万屋兵四郎(福田鳴鵞)が刊行した漢訳洋書も紹介。詳しくは→https://t.co/5GGJkYVQX4
【書籍紹介】『学習まんが 世界の伝記NEXT 蔦屋重三郎』(集英社、税込1,210円)→https://t.co/VlOD8PVsmN。蔦屋重三郎の生涯が漫画に。子ども向けですが、蔦重の生涯を手軽に知りたいという大人の方も楽します。監修は太田記念美術館学芸員・日野原健司。※美術館では販売していません #大河べらぼう
NHK大河ドラマ #光る君へ にちなんで歌川芳虎の「書画五拾三駅 大和 西京 清少納言雪見の図」をご紹介。中宮定子に「香炉峰の雪は」と問われた清少納言。白楽天の漢詩にちなみ、すぐさま御簾を上げる『枕草子』の名場面です。清少納言、かなり勢いよく簾を上げていますね。※現在展示していません
NHK大河ドラマ #光る君へ、次回第16回(4/21)では清少納言にまつわるこちらの有名なエピソードが出てくるのでしょうか。歌川芳虎「書画五拾三駅 大和 西京 清少納言雪見の図」より。ネタバレのため詳細は控えます。※現在展示しておりません。