「私を喰べたい、ひとでなし2」。人外の汐莉の、「私が全てもらうから、それまで守る」という身勝手な巨大感情のエモさが加速していていいですなあ。
他人のものを好きになってしまう宿木さんによって混迷を極めてくるんですが、この「好き」のベクトルの向きがセンセイに向いてそうで向いてない気がして、今のところ妙に平静な自分が。
「恋は光1」読了。恋愛感情が”光“として見えるセンセイを軸に進む秋★枝先生らしい会話劇が面白いですなあ。女性キャラの可愛らしさを引き出す会話がうまい。
「図書館の大魔術師3」読了。食っちや寝系のネコ娘かな…と思ったら、鋭い観察眼を持つキレものだったとか、この作品はキャラの魅了を高めて掘り下げていくのが上手いですなあ。そういうキャラを毎話のように増やしていく力量がすさまじいです。
一巻が無料だった「図書館の大魔術師1」。書が人を作っていくという本への熱い思いと、精緻な作画。主人公が主人公となっていく物語といい、めちゃくちゃに面白いじゃないですか。
悪魔と戦う修道女の「Demonica」とか、何を食べたらこんな話や単語がすらすら出てくるのかという怪作でした。
TLでの感想が気になって「歪んでいるがあれは恋だった」をよんだのですが、生えてる女と女の情念をねっとり描いた作品集でした。なかなか分類が難しいですが。