先日アップした叡岳四大師伝記の全巻です。ナンバーの振り方が、現在では見ないですね。元亨利貞げんこうりてい。易経に出る天の四つの徳のことだとか。
タイトルの字体を全部変えているのも面白いです。
ちなみに、伝教、慈覚、智証、慈恵の四大師の伝記になります。
#天台宗
四国遍路関係で何かないか探ると、明治17年(1884年)の四国遍路のガイドブックがありました。かなり外側は傷んでいますが中は綺麗です。『四国遍路道しるべ』が書名かな。
四国の寺院はあまり縁がなく、お参りしたことないのでいつか行ってみたいですね。
#四国遍路
今朝は折角なので古い本で法華懺法をお唱えしました。よく見ると、伽陀は字体が違いますが、懺法になると字は一緒ですね。版木の元が同じなのかな??しかし博士(字の横にある線。符を示します)が結構違う。四方念仏が特に気になりました。「方」の符が違いますね。
#天台宗
光明供とは、光明真言供ともあったように、光明真言を中心に置いた密教の修法です。十八道を基本として光明真言を組み込んだような内容となっています。当然、行うには阿闍梨からの伝授が必須となります。
#光明真言
少し面白い経本を発見しました。明治14年1881年のもの。中学林とあるので今の比叡山中学?高校?のものだったのでしょうか。中身は遮那止観両業の勤行式となっていて、あまり見たことのない内容になっています。「観心偈」も天台の偈文ですけど、見たことないものですね。
#天台宗
『梵網菩薩戒諺註』は加わったのでうちの菩薩戒関係の典籍は三兄弟→四天王へと格上げされました。『菩薩戒経義疏会本』『菩薩戒経会疏集注』『菩薩戒経義疏校本』と合わせて4種になります。『諺註』以外は梵網菩薩戒経の注釈書ですね。元禄・享保・明治のものになっています。
#菩薩戒
今日は満中陰当日。位牌の開眼作法、そして中陰棚片付けをしました。昨日は逮夜法要の日、Kando和尚@ryota_dragon にお参りも頂きました。また小さな写経が届いたりもしました。奇しくも弟の誕生日でもありました。出会いと別れ、また歩み出さねばなりませんね。
天台大師のご命日ということで本日は天台大師和讃をお読みしました。この和讃は源信さん作とのこと。短い中にしっかりと大師の軌跡が盛り込まれています。使った本は嘉永元年1848年貝葉書院さんのものです。同じものが二冊残っています。
今日の天台大師関係の書籍はこちら『法華文句箋難』。鎌倉時代の有厳という方が書いた、『文句』の註釈です。この本自体は明暦3年1658年と結構古めです。巻末には漢字の発音??が付録されています。これを簡単に読めるくらいなら良いのですが、、、なかなか難解です。