「フランケンシュタインシンドローム少女」ジョージ秋山
主人公の名前が出井絵野江、野比のび太レベルに酷いれすねー
悪魔の技術・遺伝子工学によって生まれた人間は神の摂理から外れた愛なき生き物であり、殺人もするし、HP回復(大)持ち出し、爆肉鋼体だってできる。ラストのバトルやダンス描写は必見
タイムラインでたまに話題になる石井まさみ(岬マヤ)先生は間違いなく漫画好きにとって大人気の作家であると断言できる。最悪は最高であるの典型だ!
「恐怖の快楽」(グロ悪趣味寄りのレディコミ)で発表された作品は多分全部傑作なので電子でもいいから復刻してくれ。
「殺人事件がわかる本2010」
都道府県の明治大正昭和の猟奇事件を掘り下げる「殺人風土記」が実に読み応えがある。早見純や聖レイの世界にいる好色猟奇殺人鬼がフィクションではないことに戦慄する。昔の人と貧困は怖い。危ない1号や宝島30のノリが2010年くらいまではギリで通じてたという良ムック。
「狂気の感染源」ゴブリン森口
鬼才ゴブリンが放つヘビメタコミックの2作目。ネットで有名なワンショットの出典はこれだ!
脱臼したブラストビートは健在で、MFP(ゴブコミック特有のヤバい警察)の活躍が増えてるのが特徴。相変わらずマチェットでぶつ切りにしたオチばかりだが素晴らしいのでOK https://t.co/YDcBlj4F2F
「攘夷幕末世界」森田信吾
時代劇と妄想電波がイイ具合にブレンドされた幕末カルト浪漫譚
西洋人(夷狄)および近代主義・科学主義はビラビラのバケモンであり、日本は弥勒を降ろさなアカンよ!ヤバイよ!な全18話!意味不明な傑作!
思想的視覚的に色々マズい描写と渋い剣術格闘パートの落差も良い。
「デロリンマン黒船編」ジョージ秋山
ジャンプ版デロリンマンの未収録と平成版デロリンマンのカップリング!
科学と歴史に絶対の誇りを持つペルリ星人が襲来!凄く投げやりな感じでザムーンが出てきて、コピー連発の末、全滅END!
個人的には🐕️を虐待死させるほど情けなくなった平成版が好きです