夢幻紳士怪奇編「花火」、山野一「のうしんぼう」、3丁目のタマ「まつりばやし」は観賞後の余韻が非常に似ており、自分の中で夏い幻想3部作に認定しています。
パクりだけど力の入れようの違い。
BOMBERはBLACK徒然草が「見つからない!」と言うくらいのレアさが売りだが、表現としてはゆたぼんレベルだと言える。多分、単行本化されていない日雇い描き捨ての北斗リスペクト作品は沢山あるんだろうなぁ。あと、カラテ黙示録はフツーに好き。
篠澤広さんの「ままならないね」という口癖はジーニアス故の達観では全然なく、むしろ、強烈な痛みや便意をスマイルで一蹴するくらいの切羽詰まったオプティミズムがあると思う。
ゴラク監修の漫画川口浩探検隊
情報量がヒュージすぎる表紙に男性ホルモンがピクピク奮い立つ。
劉備さえヤクザにしてしまうヤクザ漫画の権威である山口正人先生や、野原ひろしの漫画の人の描くやけにダウナーな川口浩など低コスト低クオリティながらも素晴らしい1冊だ。
数万円する「まむしの森」が電子で買えた。99円であった。
タブーを扱う作品って本質を直視しちゃう作品は意外と少なくて、本作のようにニコッとしちゃうやつが大半。個人的には蕪木彩子のほうがチュキ。
虫マスタリーLV99くらいを取得してそうな虫漫画の権威と言えば三条友美と石井まさみ(岬マヤ)が真っ先に挙がります、常識的に。
前者は異形美、奇形譚が主たる内容なのに対し、後者の場合は「疥癬」や「疱瘡」というワードがピッタシハマる。紙から痒みや臭いが伝わってくるんだぁ!