きめつのやいばのラスボスが心臓七個あるらしいんですけど拉麺男にはもっといっぱいあるやつがいますよね。(首切られるとアッサリ死ぬザコ)
「血塗られた罠」まちだ昌之
1987年作
「人喰い少女」や「毒蛾少女」が著名なまちだ昌之先生、漫画の神様っぽい絵柄から臭いの強い劇画路線へ。終始狂った作画や少年向けコミックスにも関わらず屹立した乳頭を描く粘っこさが特徴。話自体は血の繋がってない姉妹のありふれた因果モノです。
「怪奇カエル姫」神田森莉
ミドル90’s、Mの衝撃により行き場を失ったスプラッターは「少女向けホラー」というアジールに根を張る。
川島のりかずが描く殺意が「陰」とするなら神田森莉の場合は「陽」だ。圧倒的にローファイな作画によって描かれる地獄風景は「地獄甲子園」以降の画太郎に繋がる。