今の漫画は昔と違って、ベタの面積がかなり減ったね。昔は描き込むが少ないのでどうしても黒が画面を安定させたいけど、今作画はデジタルなので拡大でどこまでも細部を描き込めるからベタが入らなくてもいいか....ちょっと時代が変わったなと感じさせました。
機甲盤古このシーンが好きでした。
”この試験は個人戦である同時に、団体戦でもある”の話。
パイの奪い合うとパイを広げるのは同時起こる。簡単に個人の利益、団体の利益を区別できない。でも、そこが重要。”物を過度な単純に定義すると”タブロイド思考になるので。明確な答えは楽だけど、時に危ない。
悟空は大人になった時に「特別感」を出すために色々の工夫は面白い。作中にほとんど降らない『雨』。悟空は使わなさそうの『傘』。普段の悟空じゃ絶対見られない『バンダナ』と『服』。グッと伸びた『身長』。
数ページだけで「色々が新しいの予感」を提供した新鮮なスタート。
鬼滅の1話、禰󠄀豆子の竹製の口枷について何の説明がなくて今でも「そこまで説明がしなくてもいけるのか....!!」と思っていた。
「大人になって大人しくなった」という角度で物語中に少年たちの能力を『青春期特有の無敵感が大人になったら消えてしまう』として解釈するのも好き。
皆んなはこうして大人になっていく...の締めがすごくいい。
『エスパー魔美』の陰木さん、序盤に陰気で嫌味な性格だったが大切な息子が家に戻ったから性格は明るくなって優しくなった。へえ、不幸の人は人へ思いやりを持ちなさいと言っても普通は無理なんだ。人はまず自分が幸せになったから周りにも幸せになる、と考えさせた。
揭載誌は1ページでも増やせない児童誌なので、今回の話が苦労しました。7コマ8コマのページはちらほら。このページは7コマでもメリハリを出すために4コマ目を若干大きく描いて、枠線も使わずに強調する。やっぱりコマが小さくても工夫すれば読める。作画は面倒になるけど。
素朴の疑問、週刊連載なんて標準が18~19ページになっているだろう。16ページにすれば仕事量は88%に減り、14ページにすれば仕事量77%に減りますよね?
そんなに限界まで追われる必要があるかしら....?
ワンピース41話、このページの構成はすごいと思う。
3つクループの会話なのに、うちの1クループは絵なしモノローグで済ませた。より簡潔になります。「モノローグだけ所」は意外に余韻を作ってくれました。
細かい所なのにいろんな工夫がありましたね。
あとセリフ無断修正もよくあって、これは特に酷い。女の子二人それぞれ1つ吹き出しは勝手に1つにまとめられた。意味がわからない。こういう事は多すぎてイチイチ伝えるのがすごく疲れる。