4/5
ここの霍安も勝手に動いた。
ネームの時点は『紙を手でビリビリ破いた』だけど、いや霍安はそんな事はしない気がする….どうすれば…結局メモを食べちゃった。
霍安すげえ(笑 
   3/5)
初めての妖怪登場、格上戦、チーム戦。
そしてケモノキャラは揃った。この回から『かつて描けない物』はガンガン出てくるのでドキドキでした。 
   ラストホールまでドラマチック。連載58巻の作品はここに来て新しい表現を見せるのが当時に驚きました。クライマックスに応じて千葉先生のテンションの高さを感じさせました。本当に自分にとって最高なゴルフマンガです。58巻だが全巻揃うのは悔いがない。 
   本来こういう手のペン画はすごく緻密で週刊連載では不可能はずだが、鈴木先生は余白の使い方は本当に上手い。『描かないところがたくさんがあるこそ』限られた作画部分をより引き立つ。背景で画面全部を埋まるのは逆にこんなの雰囲気を出ない。ヨーロッパ風の背景を描く時に、これが自分の理想形です。 
   あとは”架空な異世界”というものは殆どちば先生の作品に無い。
基本的に”人間ドラマ”で書かれてる。ちば先生のキャラ感情描写が現実に見られるものばかり。漫画的な非現実感情は描かない。でもその描写は大胆かつ誠実。だからこそキャラ一人一人が”現実に居そう”というリアリティを作るんだ。 
   数字(データ)を分析するのが大事。 例えば砂漠地区に歩くのが生存率が10%。そのままその10%に賭けるではなく、「生き残った10%人の路線にオアシスがあった」その10%の意味を見つけ出すのがポイント。 
   3/5
観光客スパイ展開は楽しかった。やや強引だが久しぶりのコメディ調が清涼剤になった。ヨーセフが一番に大活躍。この時点は『偶然』に見える活躍は、隠れたスパイの身分を考えれば必然かもしれない所が面白い。 
   敵の視点に丸々1ページを使うのが無駄と思います。敵キャラを描きたい気持ちはわかるけど、この時点で描くと読者にバレます。驚かせるものも脅かせなくなる。あとモノローグはくどい。 
   この見開きのコマ割りはちまちますぎる。それに煙霧の2コマ目明らかに無駄に大きすぎる。敵が無傷のコマで大きく強さを見せなくてもったいない。あとバトルシーンなのに2ページで15コマを使ってどうするんだよ。