#コミカライズの魅力を毎日届ける 26
「脚本家向け。ネームの描き方」
今日はネームも描ける漫画原作を目指す人向けのネームの描き方です。
極論ですが、画像のような完成度でOKです!これくらい描いてもらえるだけで、作画担当としてはめちゃくちゃ助かります!理由は続く(1/3)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 25
「過去は黒でわかりやすく」
たまに挿入される回想。読者からすると、現在なのか過去なのかが分かりにくいと混乱します。
それを解決するのが、枠外を黒くつぶすこと!これだけで視覚的に過去とわかりやすくなるのでオススメです!
回想の始まり方は次へ(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 24
「チリで感動させる」
ここは決めたい!というときの必殺技、それが「チリ」です!
画像のコマ左上を見比べてください。チリがあるだけで、全然印象が違うと思います。
チリは空気の流れや緊迫した空気感を表現でき、画面を一気に締めることができます。(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 23
「吹き出しに顔の絵をつけてわかりやすく」
声色のない漫画では、吹き出しの上に顔イラストをつけて誰が話しているのかをわかりやすくするテクニックがあります。
こうすることで、コマ内の絵を風景にでき、画面に変化も出るのオススメです!(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 22
「キャラでコマ枠をぶち抜く」
キャラの全身をコマ枠を無視して置く強調表現があります。これをすると、一目瞭然でこのキャラが主役とわかるので、必殺技的なテクニックです。
強い表現なので、デメリットもあります。
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#コミカライズの魅力を毎日届ける 20
「コマ枠の間隔の基本」
漫画のコマ枠の間隔は縦幅を大きくして、横幅を小さくします。こうすることで、無意識に読者の視線が横に流れるようになります。
最近は漫画の読み方がわからないという人もいるので、このあたりも気を付けていきたいですね!
#コミカライズの魅力を毎日届ける 21
「ネームはざっくりでいいですよ」
ネームは漫画家によって描き込み具合が全然違います。画像は僕のものですが、こんな感じでざっくりです。
大事なのは、誰がどこで何をしているかがわかることです。気負わずにどんどん描いていくのがオススメです!(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 19
「シーンの始まりは場所を書く」
話の1p目やシーンが変わったら「どこで」を書くのが大切です。これがないと読者は混乱し、読み進めてくれません。
わかりやすさの観点から「5w1h」は常に示し続ける必要があります。
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#コミカライズの魅力を毎日届ける 18
「血の表現には、細心の注意を払う」
バトルで頻出の出血シーンですが、読者のストレスに密接に関わるセンシティブなモチーフです。
量が多すぎると、ストレス値が高くなり、読者を選ぶ傾向があります(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 16
「バトルを描くためのコツ」
少年漫画の華であるバトルですが、人によっては苦手な人もいると思います。
そんなときにオススメなのが画像にある3つの要素を入れること。特に「位置関係」は必須です!(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 15
「吹き出しの位置で、読みやすい画面にする」
漫画の視線誘導の基本は吹き出しの配置です。
画像のように、バランスよく吹き出しを配置すれば、ページ全体のセリフと絵、両方をしっかりと見てもらえます!(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 13
「縦長のコマは必殺技!」
ページを縦に大きく切る「縦長」のコマは、うまく使うと見せ場にできます!ただ、他のコマも縦長になり、使い方が難しい面もあります。
僕はこのコマ割りをするときは、かなり強い意志をもって「必殺技」として使っています。(1/2)