#樹村みのり 先生の「解放の最初の日」は
COMに発表されたが作者名義の単行本への収録はなく、プチコミック1978年冬の号に再録されただけ
だから「他の樹村作品を読んでいる人でも未読が多い」不幸な作品
どうか、酒井美羽先生の「少女まんが戦記」のヒット余波で、一人でも多くの方が読むことを願う https://t.co/xDSuop6RhV
「海辺のカイン」Ⅲ章、雑誌掲載時276頁上段大ゴマの4つの台詞
「でも、おかあさんは、そういうことを~」
「自分の子どもだからいえたんです」「自分がどうにでもできる~」
「わたしは彼女を憎みます」
単行本収録時には、これらの間に大量の言葉を追加し、半頁⇒3頁に拡げています
#樹村みのり
14日の月曜日まで!
「姉へ
人生は『なぜ』という疑問詞の宝庫であり
生きるとは行動と意識の渦中における
数限りない覚醒の連続です。
(略)
生きよ!生きよ!生きて苦しめ!
幸福を祈ります。」(おとうと より)
#樹村みのり https://t.co/L01C5csfV3
Ⅲ章の終盤、展子の魂が救済される場面の描直しも興味深い
「私は彼女の子どもだった」という科白以前に「彼女はわたしの母親」という擁護の言葉を加え
「見送りの時に母親が泣いていた」というエピソードを「母親も自分と同じ慌て者」に変えて「私は彼女の子どもだった」に繋げる構成に
#樹村みのり
そのシーンがある「海辺のカイン」Ⅲ章は、雑誌掲載時→単行本収録時の改変が特に激しく、台詞や絵が随所で変わっています
本作は(想像で勝手に言わせて貰いますが)「早すぎたLGBT作品」とも言うべき野心作&新境地ゆえ、作者も推敲を重ね、試行錯誤されたと言うことありましょうか
#樹村みのり
1月27日は
「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」
#樹村みのり 先生の、人間の欺瞞と苦悩を鋭くえぐる不朽の名作
「解放の最初の日」COM1970年5・6月合併号
「パサジェルカ<女船客>」マンガ少年1979年12月号~1980年2月号(単行本収録時に「マルタとリーザ」に改題)
#樹村みのり 先生、#こち亀 でもお名前(MINORI)や短編集「ポケットの中の季節」表紙模写絵がこっそり登場していましたね https://t.co/aHcCf6fMXz
最初期の こち亀は少女漫画ジャンルを悪しざまに言う描写も多かったですが、#秋本治 先生ご自身は昔から少女漫画もお好きだったんだろうなと思います😄