マイスナー大佐とイヴァンの圧巻のやり取りは何度読み返した事か。 大佐の思想には共感してはいけない…と畏怖を覚えつつ、しかしそれでも正しささへ感じてしまったジレンマ。 一方、最後のクリロにそのカウンターを見てどれ程救われたか。 間違いなく「私」を象った作品の一つです。 #坂口尚　#石の花

敬愛してやまない #坂口尚 さんの 「#石の花」が復刊するというニュースに飛び上がって喜び、胸を躍らせる方がTLにたくさん流れてくるこの喜びよ...！冒頭のフンベルバルディンク先生の名セリフと共に、わたしがイチオシするコマも貼っておきます♪ 孤高の人...！♥️(´∀`) https://t.co/cCk9WiopFx

潮出版版と新潮社版以降で、加筆はともかく修正と言う言葉ではおよそ追っつかない膨大な描き直しの数々。更に恐ろしい事に雑誌掲載版から単行本化される際にも大幅に描き直しがある。どの版が一番好きかは百人百様だろうが、いえる事はファンなら全部持っとけ、という事。＃坂口尚　＃石の花

なるほど、専門家の目から見ても #坂口尚 の『石の花』は傑作ですか。連載開始の1983年、チトーは既に亡くなっていたとは言えまだまだ神話は有効だったはず。しかも国自体、そして映画など大衆文化の題材としても日本には馴染みが薄いユーゴスラビアのパルチザンを描くのは冒険だったはず→ #石の花 https://t.co/v8U5USslDb

→坂口尚としてはナチス＝悪、連合軍、レジスタンス＝正義などと単純な二元論では語れない混沌とした戦争の実像と、理想を掲げた筈の運動が瓦解していく、いわば普遍的な物語を目指したのでしょう。それがまさか冷戦の終結とその後に来る民族紛争、民族浄化、国家の崩壊を予見していたとは。 #石の花