3位「学園祭組曲」可奈ちゃんの人間的魅力と暴の両方を堪能できる気ぶり回。燈馬くんが彼女のどこを愛してるのかがわかりやすい。ただ、出てくる反社のやってることが学校の敷地内での地面師詐欺なのはあまりにフィジカルでプリミティブでフェティッシュすぎるだろ…
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7位「量子力学の年に」たまに出てくる格の高いゲストキャラ登場回。科学と宗教という相反するかのような二つを信仰するペテン師のような人物がもたらすものが、果たして本当にペテンなのか?答えが一面的でないからこそ人々は寄る辺を作るため学び続けるのです
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1位「形式的真実」民事と刑事で真実の扱い方が違う…という前提を活かした究極のトリック。犯行自体は偶発性に頼りすぎているきらいがあるけど、メイントリックは正直ミステリ史に刻まれるレベルに頭の良い隙がなさすぎる完全犯罪で舌を巻く。「怪獣罪で地球追放です」も笑う
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5位「盗難、収賄そして殺人」無関係に思われた事件が意図的に繋がれていく。それぞれの事件の謎解きが高品質で、犯人の他にゲスト刑事との対決路線でもある多重構造でよくまとまった佳作。「この水の匂いを嗅いでみてくれ」という意味不明なやり取りが唯一の瑕疵。無茶がある
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8位「1億円と旅する男」無印の「巡礼」に対応する人間の業の深さが浮き彫りになる残酷回。可奈ちゃんが記憶や思い出を大事にする善性を持つことは繰り返し語られていますが、それを見事に反転させた事の真相の容赦なさよ……彼女の心を守る燈馬くんがやはり尊い
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10位「エッセイ」iffのテーマ「進学」に相対した可奈ちゃんが自分を見つめ直す回想形式のお話。事件自体は小粒なんですけど水原可奈という成長するヒロインの本質を明確に定義付け、そして今後に期待を持たせたことに意義があります。あとこの回の可奈ちゃんの暴は異常
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