狩撫麻礼×かわぐちかいじ「ハード&ルーズ」平成11年の復刻版。紙の縁が変色していますねえ。
紙に関しては、どうなんでしょう。高寺先生が紙を指定したのかな。よく分かりません。
まあ私は、双葉社に深いシンパシーを感じておりますが。
左が高寺彰彦先生「悪霊」昭和63年白泉社、右が大友克洋先生「童夢」昭和58年双葉社、どちらも初版です。うーん、紙の劣化が違いますね〜。当時、酸性紙とか中性紙とか話題になったよなあ。これは5年の差によるものかと思ったのですが...。
星野之宣先生、「ブルーシティ」。
信じがたいことだが、かつてジャンプは日本のSFマンガの最先端にあったのだなあ。
フェミニズムの反対語はなんだろう、思いつかない。女性はしばしは男にひどいことを言うし、外見で判断している。
ジャンプは諸星大二郎、星野之宣、荒木飛呂彦先生方がデビューした雑誌。北斗の拳などからも計り知れない影響を受けた。私のようなものに取っても聖域です。
すまんが、ほっといてくれんかの。
Bristol Beaufighter Mk.6C。
私がヤマトの山南艦長や古代守を描くとしたら、北海やソロモンやアリューシャン列島で戦うような感じになるだろうなあ。潮風でボロボロになった感じ。AI操艦ではなく、伝声管で指令を伝えるようなの。
「BADON」、オノ・ナツメ。
女性から見たカッコ良い男はどのようなものか、大変参考になります。優しいだけじゃなさそうです。でも、実力もないのに優しくない男は、最悪だなあ。
プール博士ではなくブール博士。
「寝屋の灯りも欠かさない」、よいプロポーズの言葉。でも、ラグ・トーリンは行っちゃうんだけど。
萩尾望都先生、「訪問者」
少女マンガは妙に画面が白く、キャラクターが平板、背景は極端に省略された様式美の世界で、能舞台に通じる(皮肉)。私は昔、少女マンガを、まあ、ありていに言えばバカにしていました。その認識をひっくり返してくれたのが、萩尾望都先生でした。
萩尾望都先生、「銀の三角」。
宇宙考古学者プール博士は多大なインスピレーションで様々な仮説を立て、自分に模したロボットに発掘をさせる。そのロボットが実に人間的で、愚痴を言ったりロマンを語ったり。
大好きなシーン。
萩尾望都先生、文化功労賞受賞!良かった。
実は私は「訪問者」が一番好きだったりする。「トーマの心臓」より好き。