なんの脈絡もなく、唐突ですが。少女マンガがダメな私ですが、萩尾望都先生の「銀の三角」は別格。このくだりが大好きで。
いつかこういうのを描きたいと思いながら、随分経ちました。少年老い易く、です。
昨日と同じ「銀の三角」から。たまに用事で母校研究室に行くと目にする光景。すでに大学を辞した私でも、あの教授が三倍に増えたら、と想像するとこりゃ怖いな、と思う。
関川夏央、谷口ジロー「不機嫌亭漱石」、危篤の漱石の夢に現れる山県有朋。「西郷どん」の副読本に、っても書店にない。
肚に堪えるマンガ。
明治の人は、二葉亭四迷という名前を「落語家みたい」と思わなかったのか?という長年の疑問に答えるシーン。
池上遼一先生の絵は、劇画というカテゴリーの中では、群を抜いて気品がある。気品というのが適当かどうかは、よくわかりませんが、凄惨なシーンも美しい。特に「男組」はスゴイ。何度も模写しました。