この漫画において警察は政治家たちに並び、闇の住人たる忍者と極道に対する光の象徴の一つであり、命を投げ出して民衆を守る姿を何度も見せてくれた
それだけにその警察の関係者に、あっさり訴えを切り捨てられているというのは絶望感が増す
#忍者と極道
仮面ライダーで主演→ごくせんで生徒役→大河ドラマの柳生十兵衛で主演に抜擢
理想的なステップアップだな……良い役者だったんだろうな、本当に
#忍者と極道
虚珠は大衆に何を奪われたのか。あの十字架のイヤリングは何だったのか。一瞬で読者に分からせてきた
一人の殺陣師の、老年になってからの一番幸せだった時間を詰め込んだ冒頭6ページ。とても辛い
#忍者と極道
言われてみたら左虎には、伸びる腕も超人的骨密度も発火体質もなかったな。シグマ戦で言ってた一子相伝の秘技で髪を武器に変えた上で、後は技術で埋めてたのか
忍者側も超能力者なだけではなく、「技巧」を磨いてるってのは良い設定
#忍者と極道
前回は感想忘れてたが、忍極の服部半蔵、なかなかのインパクトだな。バキシリーズで出てきた散眼らしき目の動きといい、巻かれた顎髭といい
#忍者と極道
原作を改めて読むとエルフィンド外務省も無能ではない
ちゃんと親書の体を取った上で、素気ないながら短く簡潔に、それでいて抽象的表現にすることで自国の政治的弱点を巧みに覆い隠していた
だからこそ、その短い中に迂闊に使った一単語に誰も気付かなかった酷さが浮き彫りになる
#オルクセン王国史
ここでの狙いはあくまでキャメロットのマクスウェル公使とアストン特使であり、彼等に「エルフィンドがオルクセンに最後通牒を突きつけグスタフ王をブチ切れさせた」と思い込ませることにあると、ビューローへのアイコンタクト一つで示している。見事なもんだ。無駄がない
#オルクセン王国史
原作では外交書簡での言葉一つの重要性についても触れられ、グスタフがエルフィンド側にそんなつもりなかったことも理解しているのも付け加えた上での、瞬時の決断として描かれていた場面
絞り込んだ文章部分と絵とで、まさに即断した印象を受けさせられる。漫画の力ってすげー
#オルクセン王国史
心に来るシーンではあるが、実際酷いこと頼んでるんだよな……
原作で言ってたグスタフ自身が背中を預けられる相手として不可欠だったことのみならず、ツィーテンほどの人物がこの大戦に出てこないとなると面倒が起きる政治的理由もあるんだろうけど
王ってのはキツい立場すぎるぞ
#オルクセン王国史
軍事史や兵器には詳しくないけど、改めて提示されると現代兵器の恐ろしさを素人目でも感じ取れて震える
後にキャメロットのマクスウェル公使が思いを馳せた、グスタフ王の決断の理由の一つでもあるわけだし
#オルクセン王国史
現代技術やチートで異世界を荒らし回るのも個人的には好きな展開なんだけど、リアルな話でその世界に新しい技術や考えを定着させていこうと思ったら、これくらいの年月と努力が必要になるだろうな
そこを魔種族の寿命の長さという設定で120年かけたという流れにするの上手いなあ
#オルクセン王国史
そりゃそうだよな、どんな姿にもなれるんだから今の仲間たちの姿にもなれるよな
しかしこれは衝撃的だ。左虎の死の時は長の変身がなかったのは、右龍の中に左虎が生きてるからだと思ってたが、この展開への伏線でもあったのか
#忍者と極道