前回は感想忘れてたが、忍極の服部半蔵、なかなかのインパクトだな。バキシリーズで出てきた散眼らしき目の動きといい、巻かれた顎髭といい
#忍者と極道
原作を改めて読むとエルフィンド外務省も無能ではない
ちゃんと親書の体を取った上で、素気ないながら短く簡潔に、それでいて抽象的表現にすることで自国の政治的弱点を巧みに覆い隠していた
だからこそ、その短い中に迂闊に使った一単語に誰も気付かなかった酷さが浮き彫りになる
#オルクセン王国史
ここでの狙いはあくまでキャメロットのマクスウェル公使とアストン特使であり、彼等に「エルフィンドがオルクセンに最後通牒を突きつけグスタフ王をブチ切れさせた」と思い込ませることにあると、ビューローへのアイコンタクト一つで示している。見事なもんだ。無駄がない
#オルクセン王国史
原作では外交書簡での言葉一つの重要性についても触れられ、グスタフがエルフィンド側にそんなつもりなかったことも理解しているのも付け加えた上での、瞬時の決断として描かれていた場面
絞り込んだ文章部分と絵とで、まさに即断した印象を受けさせられる。漫画の力ってすげー
#オルクセン王国史
心に来るシーンではあるが、実際酷いこと頼んでるんだよな……
原作で言ってたグスタフ自身が背中を預けられる相手として不可欠だったことのみならず、ツィーテンほどの人物がこの大戦に出てこないとなると面倒が起きる政治的理由もあるんだろうけど
王ってのはキツい立場すぎるぞ
#オルクセン王国史
軍事史や兵器には詳しくないけど、改めて提示されると現代兵器の恐ろしさを素人目でも感じ取れて震える
後にキャメロットのマクスウェル公使が思いを馳せた、グスタフ王の決断の理由の一つでもあるわけだし
#オルクセン王国史
現代技術やチートで異世界を荒らし回るのも個人的には好きな展開なんだけど、リアルな話でその世界に新しい技術や考えを定着させていこうと思ったら、これくらいの年月と努力が必要になるだろうな
そこを魔種族の寿命の長さという設定で120年かけたという流れにするの上手いなあ
#オルクセン王国史
そりゃそうだよな、どんな姿にもなれるんだから今の仲間たちの姿にもなれるよな
しかしこれは衝撃的だ。左虎の死の時は長の変身がなかったのは、右龍の中に左虎が生きてるからだと思ってたが、この展開への伏線でもあったのか
#忍者と極道
妻子に逃げられたのは自分に原因がある。憎くはない
時代劇が姿を消していくのも時勢ゆえ仕方ない。憎くはない
ならば何故そこまで大衆が憎いのか。いくら殺しても治らないほど憎いのか。明確に強調されている、着流し姿には不釣り合いな十字架のイヤリングが絡んでるんだろうな
#忍者と極道
子供の憧れって無垢で純粋で、だからこそ無茶だよな。「何でもできるよね!」ってキラキラした目で言ってのける
大人になればそんなはずないと知るが、それを捨てずに「演技力」だけで自分の方を憧れに合わせるとは
まさに極めし技巧、これぞ極道技巧……!
#忍者と極道
現実じゃ「足んねえ」って言い方がすごく良い
子供時代の純粋な憧れを現実を知ってもなお持ち続け、現実を凌駕する
BLEACHの藍染が「憧れは理解から最も遠い感情」と名言を残してるが、まさに理解から遠く、それ故に憧れの対象を超える。憧れという無理解を貫き通した見事な「殺陣」だ
#忍者と極道
・孫娘と共に極道に拉致され足を撃ち抜かれる
・割れた子供達に追い詰められ殺されかける
・芸術展覧会を開催した当日に救済なき医師団が大規模テロを起こす
・起死回生を賭けて塵芥祭開催を許可したらイベント自体が極道の罠
都知事が……小池屋都知事が何をしたって言うんだ……
#忍者と極道