賀来ゆうじが描くのは日本版ムーンナイト、「月の戦士」。第二次世界大戦中、ヒドラ日本支部が年若い少年兵達の死体を繋ぎ合わせて造った人造人間。しかし暴走し、味方を斬り殺し始める。
「吶喊」「八紘一宇」など、なかなかアメコミで見る事の無いワードが飛び出しまくる、ヤバいコミックだった……
しかしコミックのジョン・ウォーカー、キャプテンアメリカ時代に殺した人数が1人や2人では無いので、MCUで1人殺したくらいであっさりクビになったのはやっぱ「公衆の面前」というのがデカかったんだろうな……という感
marvel adventures 3号、キャップの表彰式に来た仲間たち
ハルク「こういうの何回目?」
ワスプ「分からんけどいつもキャップが何か貰ってる気がする」
ストーム「あなた達、アイアンマンを見習いなさいよ。ジッとしてお喋り一つしない」
ウルヴァリン「寝てんだよ、そいつ」
アイアンマン「ぐうぐう」
「チアリーダーが付き合ってくれないという理由で学校で銃を乱射する事を夢見るような負け犬共が…」
キャップの敵の皆さんに対するモノローグ、今回も非常に厳しめ
まあそれはともかく今日読んだムーンナイトの狙撃魔のエピソード。各犠牲者の最後の生活を1ページ1コマで描きながら、一人が射殺される度に空白に置き換わっていき、代わりに犯人の独白がその空白にインサートされていくコマ割りにシビれました。すげえな
そーいやMARVELでヒドラ日本支部が「八紘一宇」を唱えてたの、ヒドラ思想とマッチし過ぎてて虚構と史実の融合が上手すぎだった
作者を殺して「これでスーパーマンの死と同じくらいこのマンガも売れるわねッ」とか言うのがシーハルク
ちなみにキャップの考える「人生」とはこれです
「これこそ人生だ。心配事は無いし、恋の悩みも無いし、何も無いし、マスクもいらないし!このスピードじゃ顔も分からないし!」「私はこんな所で何してるんだ、とか考える事もないし!」「カーテンも無いし、花を活ける花瓶も無いし」
最後のは嘘だけど