民会で支持を得た20歳近く年下の弟に、王座から蹴り落とされるノルウェー王の話はしましたっけ。
ヴァイキングの王様というと、力で全てを従えるみたいなイメージあるけど、この頃から民衆の権利意識すげえなと思うところです。
メモ
【オーダル(世襲地)権】
古北欧社会の相続慣行の一つ。
分割できない相続財産、特に土地財産をさす。
息子のうち1人がオーダルを相続し(必ずしも長男ではない)、相続した者は自分の兄弟に代償を払わなければならない(土地財産が原則不分割のため)
最近はじめましての神社に行けてないんでなかなか描いてないですけど、日本神話や社伝や神社の境内の印象をまぜませして、訪れた神社の祭神のイメージを描いたりなどしています
鴉と狼はオーディンの聖獣ですが、これは北欧詩の隠喩表現(ケニング)で戦士のことを「狼を養う者」とか「鴉を喜ばせる者」とか言い、双方「死体を食べる獣」であり戦を示唆するため、=鴉や狼に餌をやっている=死体を作る=戦士、という連想。
戦の父と呼ばれるオーディンの属性をよく表している
エイリークのお船のモデルの話。
ヴァイキング船とあらば一度は描きたい、ノルウェーはヴェストフォル県、オーセベルの船葬墓から出土した船、いわゆる「オーセベル船」と、同じくそこから出土した獣頭柱を船首にくっつけました。
その辺、自分の描いてるやつだと兜が顕著なんですが、こういう目部分にゴーグルみたいなのがあって、青銅のレリーフがザクザクついてるのは、プレ•ヴァイキング時代(7〜8世紀)の兜であり、エイリークやホーコンは9世紀末〜10世紀初頭の人なので、見る人が見たら随分レトロな格好してるように見える
ちょうど言いたいことに近い鼻があったので集めてみました。眉間したからドーン!て落下する鼻すき。
ただ顔のバランス取るのか難しいので上手くなりたいです。ギリシャ彫刻のような鼻描きたい…
苛烈王がビザンツで出稼ぎしてる時代(ヴァリャーギを率いている時)の話のネームのような下書きのようなののシーンの抜き出し。