『グウェンプール』などでおなじみのグリヒルさんが手掛ける「かいじゅうステップ」も同時収録。
実写映画の撮影もスタートした『ビーストウォーズ』の人気者ラットルことラットトラップ。IDW版トランスフォーマーの世界における「ビースト戦士」の位置づけについては、ぜひ本誌でご確認を。
本国版ビースト的な、狡猾で抜け目のない性格です。
スーパーマンが日本で飯を食べる漫画が始まりましたが、1983年の『ニューアドベンチャーズ・オブ・スーパーボーイ』では、ある事件で来日したスーパーボーイ(クラーク)が、”屋台”のスシを食べてこの反応(屋台の描写のデタラメさも大概ですが)。
これから約40年、まさに隔世の感があります。
今回のアベンジャーズの”ハルク”枠は、『シビル・ウォーⅡ』で死亡した本家に代わって、シーハルクが務めます。ただ、あくまでも”ハルク”ということなのか、歴代最高に”ハルク”なシーハルクに。
『マーベル:レガシー』は、先の『シークレット・エンパイア』でワヤになったマーベルユニバースの原状回復の物語。この3人のような新世代ヒーローから、お久しぶりの”あの人”まで様々なキャラが登場し、これからのマーベルを予感させる内容となっています。
縦書きでも横書きでもOKな日本語と違い、(文章としては)横書きしかあり得ない英語での漫画英訳は試行錯誤の連続でした。
80年代半ばの黎明期は、英語的読み易さを優先するため、原稿を左右反転し、フキダシの形まで英語を収め易いように変更していました。
せっかくここまで漫画を再現してくれているのに、当の日本側がその意気に応じねばどうするという気持ちになり、読者の皆さんにはちょっと無理をお願いする形になりますが、完成形のように、文字組、フォント、ルビを漫画のスタンダードに合わせた次第です。
東映版スパイダーマンが招集されるエピソードは、完全に日本の少年マンガのノリに。効果線、効果音を活用するマンガの再現度は実にお見事。その意気に応じて、翻訳版のセリフも、縦書きにルビ有と、マンガ調にしてみました。ぜひご一読を。
もちろん、レオパルドンは今回も大活躍。あの必殺技を炸裂させる上に、レオパルドンからマーベラーへの変形も披露。ドラマでもなかったシーンではないでしょうか。