また本書では、サーファーのオリジンストーリーである『シルバーサーファー』#1を特別に収録。米仏のスタイルの違いを実感できます。ジョン・ビュッセマの力強くも優美な曲線や、巨峰を赤と黄に塗るセンスはアメコミならでは。
昔のライフェルドと言えば、インカーのカール・ケセルにかなり下駄をはかせてもらった『ホーク&ダブ』の印象だったけれど、ここまでアート・アダムス風の絵も描けたとは。ずっとこの調子でも良かったのに。 https://t.co/zXPGPzqWrP
思えば、前職(プログラマー)を辞めてブラブラしていたところに、アメコミに詳しい人間はいないかと声がかかり、入社して初めて担当した仕事で、いきなり描き下ろしコミックとか、編集の大変さを何も知らなかったからできたのかもしれません。☟
レギュラーシリーズからは独立した作品なので、これだけ読んでも大丈夫。バットマンやリドラーなんかも登場しますが、焦点はとにかくこの二人。あと、トゥーフェイスもなかなか大きな役をもらっています。「名前が同じ」ネタもちゃんと意味があるし。
原色しか存在しない強烈なカラーリングがいかにもアメコミ的。最新の『インフィニティ』とかと見比べると隔世の感がありますが、ストーリー的には繋がっているのが凄い。
同時収録の「アニュアル2012」では、太古のノヴァ・プライム時代のサイバートロン星も登場。ダイ・アトラスはもちろん、きれいなガルバトロン、サイクロナスは必見。
1946年に刊行された『ヒロイックコミックス』#35に掲載のパンダ漫画。ニューヨークの弁護士が中国にパンダ狩りに行くという話で、弾薬が湿ってて危なかったけど、ダメ元で撃ったら、友達も同時に撃ったので狩り成功。でも、撃った友達の弾薬も湿ってたんだよねというオチ。
実写映画の撮影もスタートした『ビーストウォーズ』の人気者ラットルことラットトラップ。IDW版トランスフォーマーの世界における「ビースト戦士」の位置づけについては、ぜひ本誌でご確認を。
本国版ビースト的な、狡猾で抜け目のない性格です。
二人はこれからハーモニーの集団結婚式に列席するところだったのです。
実はこの82年の7月には、プロレスの殿堂マジソンスクエアガーデンで実際に集団結婚式が行われており、直前に出版されたこの号を読んだ自分が、あぁアレかと気づいたという事は、海外ニュースなどで話題になっていたのでしょう。
昔の部下から、娘のローラがハーモニーなるカルトからどうしても戻ってこないと相談を受けたグリーンアローは、ガラの悪い警備を蹴散らして教団の施設に侵入。ローラを探す中、自分もローラを探しているという正装した青二才に遭遇します。そこに駆け寄るウェディングドレス姿のローラ。