と思ったら、本国のイギリスでは、映画に先駆けて1957年に新聞漫画シリーズがスタート。短編まで、フレミングの原作をほぼコミカライズし、1984年まで継続していたそう。流石は御本家、おみそれしました。
あっさりにも程があるオチだけど、笹を食べた跡でパンダがいるのに気付いたり、案外、本当に実話かもと思えてくる。それにしても、こんなマイナーなコミックも探せば5分で見つかるんだから、凄い時代だ。ちなみに、今買うと30ドルだそう。
『マーベルチームアップ』は、原作者コンビ(ロバート・カークマン&コリー・ウォーカー)が手掛けてる上に、使用許可も出しているのでがっつり競演していますが、『インビンシブル』の方はマーベルの許諾を得ていないため、ほのめかし程度に。にしても、オクトパスは言い逃れできないレベルですが…
ロクソンの現CEOは、新キャラのダリオ・アガー。逃げ遅れた従業員を即座に解雇して救出義務を放棄する超外道ながら、口の上手さや糞度胸は魅力的。
この男と、ソーの宿敵で映画第2作にも登場した、ダークエルフのマレキスが今回のヴィランになります。
さらには、子役スターのスプライト。やる事なす事、全てが大当たりの人気者で、11歳とは思えぬ世慣れた態度が特徴。
かつてのエターナルズを知る人は、名前だけで彼らが人間化したエターナルズだと気づく仕組み。
その憑依者に選ばれたのが、『フィア・イットセルフ』のヴィランだった、オーディンの兄のカル。かくして対立の図式は、「ダブル・ソー対オーディン兄弟」に。
5話目の『アメイジング・スパイダーマン』#252(5/1984)は、今も人気のブラックコスチュームの初登場号。ある意味、ヴェノムのデビュー号でもあります。ストーリーは、再スタートに相応しい清々しい印象。登場するピーターのアパートは詳細な設定があるので、ぜひ見比べてみてください。
それに、パニシャーはこの後、アーチーの住むリバーデールからゴッサムに直行して、バットマンと戦ってるんです(4コマ目のセリフに注目)。おいおい、勝手に世界観を繋げるなっての!