『アリステラを乗っとる』はまぁできるだろうけど、お前、そのガバガバポジポジ作戦、本気で言ってるのか……???
「1億パワーなんてなくても1億パワーは倒せるぞ」「超人パワーなんてただの数字だぞ」を散々理解させられてきたので、1億パワー云々で盛り上がってる二人のこのテンションについていけない
そらアタル兄さん(1億パワーを素で秒殺可能)もブロッケンも真顔で黙って見てるだけですわ
どう見てもオメガの連中は真の悪魔たる一族ではなさそうなのでサタンには本命部隊が別にいるやろと思っていた読者「なんだと!?(お前マジでこいつらが本命の手駒だったの?????)」
一応悪の黒幕としての発言なんですが、汚い金持ちがぶっ飛ばされる直前に調子こいてる時のようなソレにしか見えねえな…
めちゃくちゃいいシーンだし、アタル兄さんの優しさのこもった目の描き方とかすんごいんだけど、ブロッケンお前チキショウを持ちネタにしようとしてないか???
アタル兄さん、基本めちゃくちゃ厳しいし、男が多くを語るものでも涙を流すものでもないくらいに思ってそうなのに、ここで「泣き虫」という可愛らしいワードを使ってくるの、最高に““おにいちゃん””なんですよね……
いいシーンなんだけど、ブロッケンの号泣、胸にくるのと同じくらい謎の笑いが出ちゃうんですよね……
「チクショウ!」をすりこまれたせいかもしれないけど、こいつ感情豊かすぎるだろ
ザ・マンはとうとう悪しき伝統を自力で変えることが出来ず変えてもらった側なので、悪しき伝統を変えることができた瞬間、アリステラはある意味でザ・マン越えを果たしたことになるんですよね
少なくとも、新世代の弱さに絶望し見切りをつけていた“あやつ”のことは確実に越えられるんですよね
ちょっと照れ臭そうに華に鼻に指をやるパレートマン、めちゃくちゃいいな(正義超人は友情になれてるから平然とこういうこと言えるけど、オメガの皆はまだこういうことを照れずに言える間柄ではないものな。立場とかあるし)
パイレートマンは『クソ力には相手への慈悲も必要であり、ザ・マンへの恨みに取り憑かれていては出せない』と理解してなおも「その力はオメガの星を救う切り札になる」と確信し、つまりパイレートマンだけは「アリステラはザ・マンへの恨みを捨て、故郷の救世主になる」と信じていたということなのだな
正しく慈悲の力を使えばキン肉マンにも匹敵できると確信してるからこそアリステラを止めに来たフェニックス、あまりにも慈悲を抱かれないような煽りが多くて、あいつは「キン肉マンに匹敵されても困るから、道を間違えてるうちに倒して止めておくか」していたのかもしれないな……