【2】
あえてエサペロはおどけてみせた
「ふーん旧文明を滅ぼしたヒトガタ兵器のプロトタイプでしょう」
相手のガブリッサもおもわず釣られる
「要するにおっかない、人間の敵!っていうわけなのだ」
私の名前大天使ガブリエルから引き継いだものか?しかしこの世界は旧世界より救いがあるよ!
【3】
「ごくろうさん、魔王軍“ヴィクセン”」
ガブリッサの味方なのか、魔王軍
そこから離れた場所
死闘を繰り広げるセイレーンと妖怪二人組
「そもそも私がお前たちの相手する理由もない!」
セイレーンが武器を展開しディスクイルを狙う
「強気な魔物セイレーン!」
ディスクイルは手こずる!
【4】
もう一人のバスターフェレットが武器をぶつけた!
「オーバードーズでパワーを上げている!くらえ!」
「ええい!横から!」
よろめく魔物
「茶番ではないぞ!」
すかさずディスクイルのエネルギー砲!
悪人討伐完了!
(続く)
次回 Chapter 253「迎え撃つ干支の鶏」
【2】
「こっちの魔物はやっつけたけど逃げた別なのが気になるね!」
魔物を倒し瓦礫の横で休息のバスターフェレット
そこに残っていた敵の自動攻撃兵器が襲いかかる
ディスクイルはそれを避け、バスターは拳で叩き落とす
まったく人間を守るのがこの影干支のフェレットの使命かあ!いやだねえ!
【3】
陰気な空気が流れる街の一角
ゾンビヨコライトが相棒のレフトを捜しているのだ
そこにムーンベアが現れた
「遺跡の森の戦いは飽きたか?あなた、まあここが新たなる戦場というわけね」
「追ってきたかムーンベア、そうだね!私の持つ影干支のランドジャベリンが気になって仕方がない!」
【4】
「助けはいるかいゾンビヨコライト」
現れたホワイトコケーラ
ムーンベアは二人を前に笑った
「私が神のケモノなどに興味があると思ってる?」
「月の熊は神に近づかなくても充分に強い!」
その強敵を見てゾンビヨコが叫ぶ!
(続く)
次回 Chapter 254「月の動物は頂点に君臨する」
【2】
コケーラが相手に問う
「ムーンベア何しにこの街に?あれかい?目的は?ゼロナンバーの化け猫」
「干支の動物になり損ねたあの妖怪猫?そんなのに興味があるわけないでしょう!」
ムーンベアが“クマノテ”を出す
コケーラはその攻撃に怯まない
いつも通り話し合いが通用しない相手ってわけね。
【3】
「面白いから相手してやる!」
ムーンベアの肩からエネルギー波が放たれた
「仲間はいない、一人で私と戦ってみなさい!」
「肩についた熊の好物、蜂蜜のビンか!だが中から出てきたのは蜂蜜じゃなくエネルギー弾!」
その攻撃をコケーラは回避し睨む。
コーントンファーを握りしめた!
【3】
街で破壊を続けるムーンベア
「人型兵器!戦闘用の素体に妖怪や魔物が憑依し完成する!さらにお前は干支の十二支!」
わめく月の熊
ホワイトコケーラの視線が横に向く
そこには賞金稼ぎコチョレータルが来ていた
「おおうニワトリちゃーんホワイトコケーラあんたもかい?バケモノ退治!」
【2】
「旧世界では地球の支配者しかしそれだけ!」
「人間だからってなめんなよムーンベアとか名乗る奴!」
ムーンベアの見下す態度に怒り高ぶるコチョレータル
月の熊?どこが熊なのさ地球のとは似ても似つかない
そしてムーンベアが武器“クマノテ”を構えた
「試してやろうそちらが武装調律師!」
【3】
コケーラはコチョレータルなど意にも介さない
「人間は呼んでないよ役に立たないもん、しっし!」
「しっしじゃねーよ簡単に倒せるだろ!」
コチョレータルは憤る
そして目の前の敵
「問題なく実行、種族革新計画!正しいのさ!」
言いつつ巨大武器“クマノテ”を展開しムーンベアが来る!