【3】
コケーラにも味方がついていた
ただし人間
傭兵コチョレータルだ
「戦闘用素体、それに魔物や妖怪なんかが憑依して完成したあんたらさ」
「人間でも役に立ちたい?」
その人間など役には立たぬという態度のコケーラ
そしてエサペロが魔法を放つ
「魔物はこの街に住みたいなど思わんぞ!」
【3】
「釈迦の武具か?そんなものは聞いたことがない!」
捏造だろうとコケーラがコーントンファーで殴りかかる!
エサペロが傍観しつつ疑問を口にする
「詳しくは分からない、しかしあれもそうなのか?」
ムーンベアが伝説の武器を手に入れている?
一瞬考えるもエサペロはとっさに飛び出した!
【4】
エサペロが二人の間にグラン魔法を放つ!
「猫魔王様の威信にかけて干支の動物、倒す!」
だがグラン魔法の弱点、その破壊力ゆえ隙が大きい
ホワイトコケーラはトンファーで殴った!
悲鳴を上げエサペロが吹き飛ぶ!
(続く)
次回 Chapter 274「干支の猫など存在しない」
【3】
「皮肉なもの、もとは干支の動物の化け猫の力さ」
「化け猫?猫は干支のメンバーじゃないよ」
コケーラは一笑に付する
その戦いを見守る二人の敵
「なにやら立て込んでいるよう、干支の動物に魔王軍が執着する理由かな?」
ガブリッサは自分と同じ月の所属のムーンベアにそう尋ねる。
【4】
ムーンベアは魔物に期待してはいないようだが
「古事獣記に記されている月の動物は恒久的に地上を支配できる!」
エサペロにコチョレーテルが攻撃するも蹴りを食らう!
「ゾンビヨコ、あの親衛隊どこで遊んでやがる!」
(続く)
次回 Chapter 275「文明を引き継ぐ次の世代」