【3】
「私の能力は関東近辺だけ有効」
サフィーの能力も海外までは届かない
だが敵が来るのは街周辺
問題なく憑依妖怪たちは戦える!
「トランスプログレッション、属性サイキック、その私の能力!」
だがサフィーが死ねばその能力もかき消える
影響下のペットソルジャーの雄姿も!
【シーサーペントの尾】
元は魔王軍の母星に生息する海洋生物シーサーペントであり兵器として活用すべく生体改造。しかしコスト高から正式配備は見送られ試作型一騎のみが「シーサーペントの尾」としてスペースセイレーンに与えられる。
【4】
「助けはいるかいゾンビヨコライト」
現れたホワイトコケーラ
ムーンベアは二人を前に笑った
「私が神のケモノなどに興味があると思ってる?」
「月の熊は神に近づかなくても充分に強い!」
その強敵を見てゾンビヨコが叫ぶ!
(続く)
次回 Chapter 254「月の動物は頂点に君臨する」
【重力制御ブーツ】
人型及び動物兵器の特殊兵装。跳躍力が強化され最大パワーで宇宙にまで到達可能。一説によると旧時代17世紀の民話「長靴をはいた猫」がブーツのデザインモチーフとのこと(猫族の間では「長靴をはいた猫」がベストセラーらしい)
ソードラビットは指示を出す
「ムーンベアよ貴様は後方につけ!」
ムーンベアは自身の装備で接近戦が苦手の模様
対するウズライザーは得物を構えた!
「こっちは手持ち武器で切り込むのさ!」
しかし甘くみてはならない!
ムーンベアは空間から新たな武器”クマウチランチャー”を取り出した!
【3】
「伝説の武器、干支の鶏用の?必要なし!」
コケーラの愛用の武器コーントンファー
急ごしらえの武器は自身によく馴染む
ムーンベアは気付く
「破壊活動は魔物を呼ぶ寄せる」
状況を伺う魔物がそこにいた
月の巫女ガブリッサと共に
「私は帰るつもりだガブリッサ」
魔物エサペロがぼやく。
【3】
街で破壊を続けるムーンベア
「人型兵器!戦闘用の素体に妖怪や魔物が憑依し完成する!さらにお前は干支の十二支!」
わめく月の熊
ホワイトコケーラの視線が横に向く
そこには賞金稼ぎコチョレータルが来ていた
「おおうニワトリちゃーんホワイトコケーラあんたもかい?バケモノ退治!」
【2】
さっきまでの勢いはどこに
ムササビスが真の敵に気づいている
「ゾンビヨコなど相手にしないよ」
「テレポートで移動すれば早いびよ!」
ゾンビヨコライトも半ば勝負など捨てていた
ディスクイルが戦いを止めた
ゾンビヨコレフトが状況をせせら笑う
「あなたでは月の巫女に勝てない!」
ウズライザーはキンケイバードに飛びかかった
だが多少の驕りがあったか
攻撃は効かずたやすく蹴散らされた
そしてキンケイバードはスマホの情報を確認する
飛び去っていく相手を呆然と見つめるウズライザー。
(続く)
次回 Chapter 165「選んだ武器」
【4】
その街ジューゴシティで暴れていたのは魔物か
いや月の巫女ガブリッサだ!
戦う相手のホワイトコケーラに凄んだ
「その能力者はサフィーか!お前を呪縛から解き放ってやろうか?人間に媚びなくていい」
(続く)
次回 Chapter 282「味方であるはずのゾンビヨコ」
聖剣とランドジャベリンが激しくぶつかり合う!
あれがヌンカチャーナ様の言っていた影干支の武器!
その攻防をムササビスが傍観する
ウズライザーは苛立つ
「魔王軍を倒す!それが優先!」
ムササビスの狙い
「あれも手に入れなきゃね!」
(続く)
次回 Chapter 189「死霊雛ゾンビヨコ」