【4】
「ホワイトコケーラ干支のウサギのことは知らないか?」
「干支のウサギ?そんなこと知ってどうする?」
ガブリッサの質問
戸惑うコケーラ
状況がガブリッサには不本意らしい
「あんたの敵ムーンベア許可なくここに訪れた!」
(続く)
次回 Chapter 262 「世界を見下す巫女ガブリッサ」
【3】
その様子をゾンビヨコが笑う
「こんな茶番戦うべき相手は魔王軍だ!もしくは管理局!」
ディスクイルは賞金稼ぎ
そしてゾンビヨコは邪悪な敵ではない
成り行きでの戦い
この場で試しているのだ!
「聖なる戦いに参加できる資格はあんたは無理ビヨ!」
ゾンビヨコレフトがさらに煽る!
【2】
化け猫グレーネン
その猫にサフィーは現状を話す
「本物の月のウサギは行方知れず、そして現れたのが因幡の白ウサギ」
「月の管理局ね、そんな連中とは地球政府は違う!」
大佐はここの指揮官
参謀サフィーがグレーネンに教え示す
「破壊という行動、心酔すれば魔物たちと大して変わらぬ」
「邪魔をするな!裏切り者め!」
テラーキャットは魔剣猫ソードを振りまわし喚く
駄駄を捏ねる悪童の様相
「なにやってんだかモモンガルは!」
ムササビスはそう言いつつも表情は柔らかい
味方を信頼しているのだ
期待に応えるべくモモンガルは立ち上がる
ダメージはほとんどない。
【登場キャラクター】
・キンケイバード 機械革命で世界支配を目論む。魔王軍と手を組んだ。
・ウズライザー ウズラがモチーフの「遺跡の森」の番人。地球政府軍。
・ハムネイズ 地球政府軍のハムスターモチーフ。十二支のネズミの再現過程で創り出された。
【「魔力」及び「サイキックパワー」】
魔力とは猫型異星人である猫族が故郷の星で日常的に使っていた魔法技術の源、それに対してサイキックパワーは地球に持ち込まれた魔法を基とする精神エネルギーが発生源の超常パワーである。
【干支の動物】
過去の大戦で使用された60体のハイクラスの動物兵器、そのうち地球政府軍は十二支の動物と影の干支の合計24体を所有している、残りの36体の詳細は不明。
【2】
次の相手はガブリッサ
「どんな目的かはみんなご存知」
そう言いつつコケーラはガブリッサの動きを警戒する
「なんで気に入らないこと悪いことだって決めるのさ?」
刹那、ガブリッサが突進する!
「強いものが生き残るのは当たり前!次世代の支配者を決める!種族革新計画!」
【4】
ムーンベアとホワイトコケーラが睨み合う
それを傍目に魔物エサペロは思案する
月の管理局か、世界の上位組織とか関係ないね!私は猫魔王様の従う!伝説の武具十二個集めて神のケモノか!猫魔王様への献上を前に試したい。
(続く)
次回 Chapter 265「魔物のエサペロは見てはいられない」
【スワイプストーム】
三次元空間の切り出し技。破壊力は絶大。元はセカンダリ管理者ガブリッサの持ち技。