モモンガルは焦った「簡単に倒せるはず!だって属性魔力の猫酒をこいつは持っていないのだ!」
貴様とは格が違うのだ!あせる敵を見てテラーキャットはニヤリと笑った。
【2】
グラン魔法が指先から放たれた
「だが化け猫は神出鬼没」
破壊願望
魔物エサペロは化け猫を捜す
だが目的よりも街の破壊に夢中になる
それがネコミミングシステム
破壊活動に伴い高揚感を得られる
街の破壊を止める!
コケーラが立ち向かう!
「猫耳の魔物、やはり目的は妖怪化け猫か!」
【3】
ゾンビヨコライトとレフト
攻撃したのがライト
レフトがディスクイルに己の立場を語る
「黒魔物を退治するため生み出された聖なる魔物の私たちを!」
ディスクイルは無視しスマホアプリで選択する
呼ぶべき味方を!
いいのが登録されてる!
背後に轟音を上げ降り立つ呼び出した味方。
「まあいいやウサギなんか」
ムーンベアにとってはどうでもいい
「あの敵は魔物かい?」
警察軍ムササビスは相手をけしかける
その挑発!受けて立つ!
ムーンベアの肩にある二つのタンク
展開し何かが飛び出してきた!
「死神と同様のエネルギー吸収能力だよ!」
ムーンベアはほくそ笑んだ。
【3】
コケーラにも味方がついていた
ただし人間
傭兵コチョレータルだ
「戦闘用素体、それに魔物や妖怪なんかが憑依して完成したあんたらさ」
「人間でも役に立ちたい?」
その人間など役には立たぬという態度のコケーラ
そしてエサペロが魔法を放つ
「魔物はこの街に住みたいなど思わんぞ!」
【4】
エサペロが二人の間にグラン魔法を放つ!
「猫魔王様の威信にかけて干支の動物、倒す!」
だがグラン魔法の弱点、その破壊力ゆえ隙が大きい
ホワイトコケーラはトンファーで殴った!
悲鳴を上げエサペロが吹き飛ぶ!
(続く)
次回 Chapter 274「干支の猫など存在しない」
【3】
この街ジューゴシティ、文明レベルは21世紀
それに最新のテクノロジーが入り込む、さらに魔物や妖怪なども!
世界をコントロールするのは月の管理局
因幡の白ウサギに心酔する巫女が街を破壊していた
「弱い連中は!この街を魔王軍に明け渡した方がさらに発展するよ!経済!文化水準!」
【登場キャラクター】
ウズライザー
地球政府軍の人型兵器。アウトリガーを武器に単身敵に挑む!
テラーキャット
属性魔力猫酒の使い手。騎獣ロボットのパイロットでもある!