『機動警察パトレイバー』を子どもの頃に読んだきりの人は是非読み直して欲しい。これは大人になったからこそ面白さが分かる漫画だ。たとえば後藤隊長がめずらしく語る場面。長年警官として生きてきたから分かる警察の限界と、だからこそ譲れない警官としての矜持と務めを果たす覚悟。これは痺れます。
#後世に残したい漫画の名言
「いじめられる側にも問題がある」というクズみたいな考えに対する山岡士郎のこの言葉。これは学校だけの話じゃない。すべての人が心しておくべきだ。
文庫本化しちゃいけない漫画ナンバー・ワン、それは『AKIRA』だ。あのデカいB5サイズだからこそしっかりと味わえる絵の迫力!サイズを縮めるのは大友克洋に失礼ってもんだ。
#ヒーローの日
スーパーパワーを偶然手に入れた者がヒーローになるかヴィランになるかは心で決まる。須羽ミツ夫は紛れもない本物のヒーローだ。
「なんのとくにもならず、人にほめられもしないのに、なぜいくんだい?」
「わからない…。でもいかずにはいられないんです」
これこそヒーローの条件ではなかろうか。
「よく動き よく学び よく遊び よく食べて よく休む これが亀仙流の修行じゃ」
日本人に足りないのはこれだよな。
#漫画の名シーン
『ブラック・ジャック』のこれ。医者という存在の限界を突きつけられたブラック・ジャックの心の叫び。それでも彼は決して医者であることを辞めないと分かっているからこそ、より深く胸を打たれるのかもしれない。