#私の人外の推し
『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男。
妖怪でありながら誰よりも人間くさいという不思議な存在。人間の弱さばかり集めたような男なのに、この上なく逞ましい。欠点だらけでもなぜか憎めない愛すべきキャラクターだ。
ねずみ男が出てくる短編を集めたこの本は大変おすすめ。
『美味しんぼ』で素晴らしいと思うのは、ドラマ上の敵役として登場した人物が、過ちを指摘されたときに意固地にならず素直に自分の非を認めるところ。大切なのは間違えないことじゃなく、その後の行動の方だ。大人としてこうありたいものだと思う。
決して聖人君子ではなく、ある意味悪党っぽさがあるのがまた魅力的。要するに後藤喜一という人は「大人」なのだ。彼の年齢が近づいてきた今でも、彼のようになりたいと心底思う。
この数日身体が重くてしょうがない。心はいたって健やかなのだが、ダルさがつらくて筋トレもサボりがち。いっそのこと機械の身体が欲しいくらいだが、綺麗なお姉さんに連れられて列車に乗るといずれネジにされてしまうから、今の身体でなんとか頑張ることにする。
「自分が正しくないと知っているヤツほどゴネる」
大統領選が始まってからのトランプ大統領にしろ、日本学術会議問題に関する菅首相にしろ、色んなことがこれで納得できる。
#後世に残したい漫画の名言
「言葉より文化を学ぶ事の方が大切なんですよ 本当は!」
全くその通り。海外にいて英語が話せるのは当たり前で別に価値はない。「何語を話すか」ではなく「何を話すか」が大切なのだ。
『機動警察パトレイバー』で週刊誌の作り方について語られるシーン。29年経った今も少しも変わっていないのが悲しい。
さくらももこが亡くなった。僕はファンというわけではなかったので、軽々しく哀悼の意を表する資格はないけれど、才能のある一人の女性が若くして亡くなったことは非常に残念だ。
あえて僕が彼女のマンガでいちばん笑ったところを貼ります。子どもの頃に読んだときは、本当に腹を抱えて笑った。