必要あって1970年のまんが表現について確かめる。「ハレンチ学園」で「大日本教育センター」との戦争が描かれる年。登場人物の凄惨な死が容赦なく描かれる。社会と軋轢が起きた時、このころのまんがは政治への陳情などでなく、まんが表現で正面から戦ったのだなあ、と改めて。
資料に作画グループの合作を引っ張り出す。聖悠紀さんとみなもと太郎さんと同じ見開きにモブを描いているページを発見。モブは沢田ユキオさんと分担した。「少年キング」に短期連載。みなもとさんも聖さんもばばよしあきさんも皆、故人なのか。 https://t.co/93s2pRCLro
「文化工作者 七條特高の冒険 」第3話まで無料配信中。
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この回は偽装映画「茶花女」を九条が一気に書き上げる回。作中ではピンルーが翻訳したことになっている中国語台本。 https://t.co/W0VJTJvGhL
「YA」次号「まんがでわかるまんがの描き方」、校了したが、斉さんの演出が完全に少年マンガになってきて、このまま、普通に「鉄扇公主」のストーリーを始めても誰も気が使いないのでは。
などと。
「YA」1月売り「文化工作者七条特高の冒険」校了中。立川は九条らのミッションの正体を知る。
ちなみに作中の文化工作の下敷きとなった国策映画会社の文書。
「YA 」1月売り「くだんのピストル」、校了。上海編。すたすた坊主の正体が上海で判明という、マニアックな展開。
西川さんより「文化工作者 七条特高の冒険」のペン入れ途中経過。陸軍の南京陥落後の映画館調査についてのセリフ。
ちなみにその現物。
天馬博士の移民排斥の論理。「日本を思えばこそ」
手塚の予見能力のすごさではなく、この時からこういう思考法があったからというのが正しいだろう。 https://t.co/peepErJVhv
「仮面ライダーBLACK SUN」があれこれ言われるけれど石森の師、手塚の「アトム大使」は天馬博士が宇宙からの移民排斥を訴え、博士率いる赤シャツ隊が移民に白色テロを仕掛ける。それに対峙するのが「アトム」。これが子供雑誌「少年」に連載されていた。