されど元号やはり元号
₁/₂「近代国家において、君主の在位期間をもって歴史を画する事にはなんら科学的な根拠はない。まして元号制度は、国民の日常生活や意識の中に天皇制を定着させようとする意図に基づくものであるから、本来ならば「昭和史」という表現は用いるべきではなかろう(続く
たまには経済の話もするんです。
「経済、金融、政治に大混乱を引き起こさずに債務の持続可能性の問題にうまく対処できた国は、安定した金融環境を維持し、適切なタイミングで(時期尚早にではなく)財政引き締めに転じ、経済を成長させることによってそれを果たした」
『国家の債務を擁護する』日経出版
著者の松浦義教氏は第38師団参謀の元陸軍中佐。二・二六事件に連座した疑いで陸軍刑務所に収監された異色の経験を持つ。ラバウルで敗戦を迎え、過去の経歴から今村均司令官に頼まれ、戦犯者の現地日本側弁護人となる。本書はラバウルでの裁判などを綴った日記をもとに執筆された。
『真相を訴える』
戦死者の墓石に何処まで刻記が許されるかについての内務省警保局長決裁。
戦死者の墓石に靱する碑文に関する件(島根県知事) https://t.co/9c4e9EseOR
戦時衛生機関の組織、名称および業務系統
『療工下士官候補者教程草案』,川流堂,昭15
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兵站云々がよく話題に上るが、旧陸軍では、陸軍省と参謀本部の両方に兵站関連部署が存在し、はっきりいってどこが責任部署か分からん状態。囲っているのが兵站関連部署。
(陸軍省)
紹介してもらった本を入手(@0226_1989氏)。本書は帝国陸軍航空部隊による、中国・シンガポール・フィリピン・ビルマ・インドなどアジア各地への派兵・空爆の史実をまとめたもの。航空部隊による毒ガスや細菌兵器の使用にも触れている。
『日本陸軍のアジア空襲』
竹内康人
社会評論社
2016
第8方面軍司令官
今村均 陸軍大将の隷下
「後方のラバウルには十万の将兵が惰眠をむさぼっている」
「食うものもロクに喰ってない我々が何でこんなところで死なねばならんのだ?」
(私感 水木しげる『総員玉砕せよ!!』)
中間管理職で上司にこのセリフを言える人はホント偉い。大抵の組織では、上司と一緒に後ろから撃ってくるヒラメ中間管理職が多いと思われるんだがな(私感
水木しげる『総員玉砕せよ!!』
いや、マジでこの疑問出てくるわな。どうしても守らねば日本がやられる、というわけでもない置き去りにされた陣地で、普通に疑問がわくわ。しかも玉砕!? 責任者出てこい。え!? わしじゃない、上官に言え、いや上、いやいや上、いやいやいや上、責任者って!???
水木しげる『総員玉砕せよ!!』
時を稼ぐための玉砕って、誰のなんのための「時」なんだ!?
先送りの伝統は今もなお続いている。犠牲者は顧みられることはない。
水木しげる『総員玉砕せよ!!』より。