それにしてもちいかわ、船に揺られてる最中は波の動きに適応して草むしり検定の勉強までする余裕があったのに
陸に降りた途端に突然具合が悪くなるの、船旅に対するナガノ先生の解像度の高さを感じる #波の揺れは初心者でもある程度覚悟出来るけど陸酔いはいざ体感してみないとわからないんだよな…
一見賑やかな歓迎ムードと共に装いを変えさせられたように見えて、シームレスに身ぐるみ剥がされて武装解除までさせられてるのヤバ過ぎるな…
雑踏に紛れてラッコ師匠ともはぐれてしまったみたいだし、かなり危険な状態に思えるぜ…
ちいかわ族が甘い物・辛い物を好む事、普段討伐業務を行う層は帰りがけの麺類を嗜む事
その手の仕事をしている層は多少なりとも生活に困窮してるので『実質無料』といった文献に弱い事
全部彼等の生態をよく理解した勧誘なので、悪意の持ち主による物だった場合の取り返しのつかなさが凄いんだよな…
招待状の送り主『島でのカンタンな討伐』を謳っている辺り、おっきい討伐よりもカンタンな討伐を求めてる層を狙い撃ちしているのは明らかなので
ランカーであるラッコ師匠が同行を決めてくれたのはかなり渡りに船というか…その辺りの文言を危険視したのかな…って
そうはいっても、最後の顔は「怪しいッ」と断言した時と全く同じ表情だからな…
スイーツを夢想する最中の表情は完全に眉間のシワも取れてハの字眉なので、これは『内容を再読して精査した上で怪しいと感じている表情』だと思う
身体が演じる事を出来なくなった時点で『子供達のヒーロー』を降りる(もうその資格がないので)の時点でだいぶ重いんだけど
そこから「もう俺は夢を見せる事は出来ない。…でもな、夢を守る事は出来る!」って裏方として戦う存在になる事を決意するのは乾巧なんだよ
いくらリハビリを頑張る子供に勇気を与える為とはいえ、サムズアップして実際に窓から飛び降りるのはもうスーツアクターとしての仕事の範囲を飛び越えているというか…
もうそれはただの五代雄介の振る舞いなんだよ #俺クウガだから
スーツアクター達も『子供達のヒーローになる』という仕事をかなり重く見ているというか、新木さんが須賀を後継者に選ぶ理由がこの瞬間(誰かの理想であろうと努力し続けるその姿勢)なので
なんというかかなり真剣に『信念』の話をしてる感じがある
「まるで地面に吸い付くような着地…」褒め方が岡元次郎さんの演技を観た時の特撮オタクのそれ過ぎるだろ…ってなるけど
多分コレ『ヒーローとは子供達に安心感を与える為の存在だから、僅かな体幹のブレも演技に出せない。』みたいな話で、作者の信念の現れだよな…
それにしても今回ラストのこのシーン、煽り文が読み易さと絵を邪魔しない為なのか吹き出し内部に入ってる関係で
ヨルが突然「落ち続ける恐怖の味は!?」ってアサに街頭インタビューしたみたいになってるの、なんかちょっと面白い #感想を聞いとる場合ではない
恋心を共有して若干アサの感情がわかるようになってからは、変に理屈っぽいアサの言動(実際は傷心を慰める為に自分に言い聞かせてるだけ)も「ああ」の一言で済ませるようになるの
ヨルにも人間の複雑な心情が理解出来…とまではいかなくとも、プライドを尊重出来るくらいにはなったんだな…ってなる