クロロの中では、僕ではなくビデオに力があると主張した結果、サラサはそれを探す為に森に行ったという順序になっているので彼女の失踪は「僕の責任です」と…
富樫センセの0巻のクロロ評も踏まえると、黒い脚本(スキルハンター)を完成させるの、本人の中で使命になってるのかな…
流星街の皆でカタヅケンジャーの劇を演った結果、出た結論が「完成した脚本を用意すれば演者は置換可能」なんだとすると悲しいものがあるな…
ノブナガもシーラも「クロロを目当てに集まっている」と言い続けているが、本人はそう考えていない(あくまで原典であるビデオの力によるものという認識)
シズクが「団長の本ってデスノートみたいですね」と言ったのは、書かれた人間(念能力を奪われてスキルハンターに記載された持ち主)が次々と死を遂げる様子を見てそう思ったんだろうけど
マイペースな様でいて実は意外と鋭い奴なので、無自覚の内に盗賊の極意の本質を突いてるのかもしれない
というか若頭自らここまで身体を張って旅団に敵意はないアピールしたのに、裏側で仲間の首へし折って平然と推しを聞いてたの凄いな
一体何を考えてたらそんな事が平然と出来るんだ…
(A.全員統率取れずバラバラだし殺った奴に至っては何も考えてませんでした)
この辺のゾルディック家念能力奪取チャレンジも、本来は時間稼ぎにだけ徹すればいい話なんだしわざわざ危険を冒す必要ないだろ、欲張りな奴だな…と思ってたけど
ワンチャンスキルハンターを育てる為だったと言われると成程な…って #ゼノの発は育成云々抜きにしても欲しい能力だろうけど
ウヴォーを殺した相手へのリベンジをせずに、お宝の回収成果のほうを示して帰ろうとするの
最初読んだ時は「予言があるとはいえ、仲間に対する情とかないのかな…?」と思ってたけど
『デカいお宝を盗む事でスキルハンターが育つ』と明かされた事で、成程な…って #流星街の資金面もあるんだろうけど
ゴン、サラサと同じで「キャラを意識し過ぎた振る舞い(演技)に固執して、意固地になってしまった仲間の気持ちを代弁してくれる存在」だから
ノブナガが昔の旅団を取り戻そうとする為に「コイツを入れたい」ってなるのもよくわかる
ポケポケのランダム戦してたら対戦相手に城之内克也が現れたので「フン、凡骨デュエリストが…貴様に伝説を見せてやる」って最高レアのクラウンミュウツーをワハハハ!!とドヤ顔で自慢してたら
ガラガラの鎖付きホネブーメランによるコイントス両表で粉砕されてぜ…ぜん…めつめつめつ…ってなってる
団長の覚悟と幻影旅団の理念を買っているフィンクスとフェイタンは、流星街がナメられない為にも、幻影旅団のシステムを運行する為にもルールに従った追跡を主張する
ノブナガはそんなもの演劇の筈だろ、押し付けた役割でアイツを殺すのかと思ってるから胸倉掴んで反対する
フィンクスの子供時代を知った後だとこの辺の描写もコイツはこういう事するって感じで凄いわかる
最初読んだ時は蜘蛛のルールに頑なに従う異常者みたいな印象だったけど
マジで根っからのチンピラでヤンキー気質のままなんだな…#ノブナガはお人良しの常識人だしパクノダは馬鹿に手を焼くお姉さん
「迷うなパクノダ、皆と来い!!」と独白している以上、旅団員が自分の事を「人質としての価値などない」と本気で考えてる訳ではなく
少なくともパクノダは自分を優先すると理解している(事実そのようになった)
つまりセンリツの能力は、この時点で…真実を看破している訳ではなく…
クロロ、演技に対する才能が有り過ぎる男と考えるとこの辺の話もそういう事なんだろうな…と思う
心音含めて全て演技。ただ全くの嘘という訳でもなく演じた心の闇を完全に自分のものにしているので本心でもある
転じてセンリツの能力は完全に自分を律する事の出来る人間には有効に働かない、とも取れる