幽遊白書のコマなのに段々呪術廻戦の過去回想に見えてくるの本当面白い
というか芥見センセの影響度合い的にもまぁそういう事なんだろうね #ヤツもまた富樫作品が好き過ぎる男…
祭孤児に対する"肉"もそうだし、流星街の人間もビノールトやレイザーやジャイロの話もそうだし、もっというとレベルEの人魚売買の話とかもそう
アウトローでも人間扱いして向き合おうとする主人公と対立する概念とは一体どういう物なのか?という部分はずっと一貫してる
なんでゴンがこういうキャラクター造形なのか?というと「ハンターになる」と決めた時点で境界に立つ生き方を選んでいるからで
妖怪と人間の狭間に立つ霊界探偵という職業も恐らくは同じ話。#ハンターも霊界探偵も一緒よ
ゴン、物語開始当初からこんな感じだし「贋作の話をしてもコイツの顔には非難の色も悪事へのちょっとした憧れも浮かばなかった」というゼパイルさんの言葉もよくわかる
完全な善玉って訳じゃなくて、元から境界上の人間として描写されてるんだよな
シチュエーションも発している台詞の内容も相手に対する信頼の眼差しも殆ど一緒なのに「誰がジンだあ!?」とか言われましても…ってなる #完全に一致だよ!!
それにしてもノブナガ、いつもは見解を述べるのに根拠となる理由を並び立ててグダグダうるせー上に感覚派のマチを「直感だけの奴」って言う癖に
こういう局面になると「目ぇ見りゃわかる、理屈じゃねぇ」みたいな顔するのズルいな…#最初期メンじゃない癖になんでそんな旅団に関してわかり手なんだよ
ヨークシンの結末もそんな感じだったからな…
命を懸けた駆け引きがヒートアップして、団長の意思を取るかどうするかで仲間割れ勃発から殺し合いまで行きかけた所で、パクノダの想いが伝わってスン…で終わる
人殺しゲームに熱中して、メリットデメリットの計算や駆け引きで最高潮に盛り上がってる所に一筋の涙が流れてスン…ってなるの、一生やってる
ヒソカもヒソカで、ブレーキが完全にぶっ壊れてる側に思えて
キルアの優しい行動を見た時にスン…ってなってカードを下す人間ではあるので(本人から言わせると「なんか冷めちゃった…♠ゴンが治るならまぁいいか♦」って感じなんだろうけど)
ヒソカもゴンも、相手に一泡吹かせたい一心で両腕を平然と捨てる、「思いついちゃったから」やる。正常な人間ならある筈のブレーキがぶっ壊れてる人種って話をしたばっかりだけど
まぁコレもそういう事なんだろうな…と思う
今の心境、「あなたと話せて色々な事を知れて…今は良かったと思える。私なりにカキンを変えて行こうと思う…」の気持ち(お前はカキン兵でもないし一体誰と話してるんだよ)(この本の向こう側にいる…誰か)