でも真面目な話、ミトさん万能説はさておき
人が人として真っすぐ生きようとする理由は人として扱って貰えるから、信じて貰えるからっていうのは割とずっと一貫してるんだよな…
『クソ映画』って単語、ジャンルの一つみたいな扱いになってしまっているから皆ついつい軽率に口にしてしまいがちだけども…
この言葉を「映画を撮った張本人である優太がわざわざ入れた」という点に関してだけは…心の片隅に入れて置きたいと思う。#作中唯一の台本であるからこそ重要な台詞な気がする
「あの場で叫ぶ事はデメリットしかなかった筈…何故です?」に対して
人殺しのサバイバルゲームに熱中するほうがおかしいという話が出て来る(その後頭を冷やして円を解く)の、ハンターハンターがどういう話をしてるのかの一端が垣間見える気がする。
いきなり領域展開して術式の必中効果でピーマンの肉詰めにされてるの、恐ろし過ぎるんだけど
何が一番怖いって、この手の窮地は特に珍しくもなんともなく、ちいかわ世界では割と日常茶飯事ってところなんだよな…#1コマ目で大ピンチが多過ぎる
ゲーム攻略に熱中し過ぎた結果、やがて人殺しが選択肢に入り込んできて、そのうち誰かの干渉でふと冷静になって一旦頭が冷えるみたいな話
ひたすら繰り返し描写しているので作中のテーマなんだと思う。
バトルシティ編、有名なコマ割りだけど改めて見ても召雷弾のエフェクトに対する視線誘導と共に「相手のターンに攻撃を仕掛けてくるモンスター!!」「モンスターではない、神だ!!」でそのヤバさを強調して
自然に餌食になるブラックマジシャンガールへ目が映るようになってるの、凄い。
そういう意味だと、バンジーガムの性質を披露した時にゴンが繰り出した解答はヒソカ的に100点満点の反応なんだろうな…って思う
念能力で引き寄せるまでもなく向こうから率先して向かって壊し合いに臨んでくる、そりゃ嬉し過ぎて絶頂する
フジキドの素顔が精悍な顔立ちをしてるの、普段のジゴクめいた狂った復讐者としてのビジュアルが強烈なのもあってギャップが良いんだよな…
メンポを外して仲間達へ穏やかに礼を言うその真面目な表情が、彼の本来の姿なのだろう