鬼の手の力によって本当の事を知りながらも「魂がある」と嘘を吐いて真実を猫箱の中にしまいこむの
お、大人の役割…!愛がなければ…悲しみを知らなければ魔法は使えない…ってなる
よく勘違いされてるけど、悟飯は悟空の思惑も計画もハッキリ理解した上で『セルみたいな奴でも殺したくない』のと『怒り方の切欠が掴めない』事で苦戦していたのであって
ピッコロさんの主張する「なぜお父さんはボクがこんなに苦しんでいるのに助けてくれないんだろう…」とかは特に思っていない
その辺のレオリオの気質を踏まえた上でこのシーンを見直すと
単にこのおっさんの警告の意味や、ヒソカとの実力差がわからなくて挑み掛かった訳ではないというか…
たぶんコレ「クラピカ達を逃がす為に殿を買って出た」シーンで、そういった覚悟の表情をヒソカはいい顔と評したって話だと思うんだよな
「人が人として扱われる」というのはこういう事なんだよな…
登校を試みてはとっとと帰れと言われてフケてた幽助に対して「明日も来いよ!」って言い続けてた竹中先生は良い教師
「あの場で叫ぶ事はデメリットしかなかった筈…何故です?」に対して
人殺しのサバイバルゲームに熱中するほうがおかしいという話が出て来る(その後頭を冷やして円を解く)の、ハンターハンターがどういう話をしてるのかの一端が垣間見える気がする。
フジキド、おじいちゃん子なので老師ドラゴンゲンドーソーの教えを忠実に守るし
戦闘中はなんかある度に己の内に棲むナラクおじいちゃんに尋ねる #なんでもワシに訊くでない!
ゲーム攻略に熱中し過ぎた結果、やがて人殺しが選択肢に入り込んできて、そのうち誰かの干渉でふと冷静になって一旦頭が冷えるみたいな話
ひたすら繰り返し描写しているので作中のテーマなんだと思う。
ヒソカ、ぶっ飛ばして気絶させたレオリオをわざわざ担いでまで二次試験会場へと送り届けてあげてる辺り
別にゴンやクラピカのオマケで合格判定下した訳じゃない予感がするというか…なんか普通に「ここで死ぬには惜しい人材だ♣」と思ってるっぽいんだよな