★追加④…少年サンデー版「ばんもんの巻」で百鬼丸は、父母と弟・多宝丸に会っている。母親もだが、多宝丸とは…非情に悲しい別れ…。これらはセリフのごく僅か違い以外は、単行本とほぼ同じ。…続く
★追加⑤…もう一度言い換えると…サンデー連載終了~9ヶ月後連載開始の冒険王版では、第1話を描き直し「ばんもんの巻」のないいわゆる「新どろろ」として第2話以降を新作としたので、冒険王からの新読者のために百鬼丸親子の再会等も変更した。…ということだと考えます。
【どろろ・冒険王版(手塚治虫)】⑮テレビ後半放映中発売の冒険王1969(昭44)年9月号より、四毛(正しくは、化)入道の巻。冒険王版の今までの経緯から、画像の②~④=百鬼丸父母の「冒険王版のみの3ページ(証拠はないが百鬼丸と気づき、母親の心境とは違い、微妙な言葉を発する醍醐景光)」。 …続く
★追加…画像9月号の、⑤⑥=漫画ラスト(単行本と同じ)。⑦=巻頭の迫力ある井上智氏名画。⑧=10月号の付録予告(どろろ刀)。★なお、漫画版の愛犬ノタは、7月号迄で消えた。
【(超人)バロム1(さいとうたかを)】6️⃣1972(昭47)年テレビ放映開始後、テレビマガジン6月号のテレビスタイル原作版2作目(※レコードジャケットの物語以外では、テレビスタイル原作版のラストと思われる)。2人が喧嘩した時、友情のエネルギーがないと変身できないところを狙うツノトカゲルゲ。…続く
【どろろ・冒険王版(手塚治虫)】⑯1969(昭44)年9月上旬発売の10月号=最終話・ぬえの巻。初期モノクロTVアニメも9/28放映第26話「最後の妖怪」で最終回。★百鬼丸と父母との対面時期の差により冒険王版と単行本の違い【付加又は削除・微妙なセリフ違い】あり。画像②と③対比=三河島と大川村…続く
★追加①…先の画像④(単行本と同じ)の後に、冒険王版のみのページ「画像⑤」が入る=※百鬼丸がタライに乗せられたのと親のことを思い出す。画像⑥と⑦比較(※冒険王版は「あの目…俺を見て驚いた顔つき…もしや!」に対し、単行本では「俺の…おやじ…どうしたんだ…この気持ちは」と断定)。…続く
★追加②…繰り返すが画像の、★⑧と⑨比較=最初コマで、冒険王版では48体妖怪が宿るどろろ一人を殺せば百鬼丸の体が元に戻る設定。★⑩と⑪冒険王=放送禁止語を除けば、単行本と同じ。ただし、百鬼丸と母との再会が、冒険王ではタライの赤ん坊時以来で初、単行本ではばんもんの巻以来二度目。…続く