おふざけ、暴走、それらを好きなだけ繰り返す「だけ」では本当に誰も付いてこれなくなる訳ですが創作にはその先にある世界、というのを筆者は信じてまして。本書の最終ページ、遂にこの領域に来たか！と。暴走する内に余計なモノを削ぎ落とした自分の中の作品愛に純粋に向き合う、この時が来たか…と。

さらにユーモアたっぷりな描写が盛り込まれた4コマ漫画を通じて、ナイセンさんとは何ぞや？が分かる仕組みに。この本が面白い以上に恐ろしいのは、タイトルに嘘偽りが無い点。筆者にも前作ではまだぼんやりしてたナイセンさんのキャラが、今作では一気に明瞭になったという。今作は実にお見事！

ショート漫画+4コマ漫画の形式で綴られる、あなたの知らない司書の世界を、時にはコミカルに、時にはシリアスに、非常に分かりやすく描かれておられます。筆者も司書さんがどういった職業なのかをさほど知らなかったので、楽しみながら、ほほ～ぅ！と大変勉強させていただいた本であります。

突然、こんな急展開が来てからの…ォ！！

確かな画力で、実に丁寧丹念に描かれてゆく導入部分はこんな感じで、ちょいハートフルな感じなのね。あぁ、こういった怪異とのコミュニケーションか、それはそれで面白そうじゃん…と思って読み進めていくとですよ、奥さんッ！

内容はこのように、4コマ漫画形式で物語が進んでいく感じ。河童がいる生活、しかもマンガ描きの日常、という何だろう、実に不思議な読後感がありまして。他人様の日常なんて、当然知らない訳なので十分物語になるのですが、そこにwithカッパですから、まぁなんとも楽しげで、かつ疲れそうな（苦笑

内容はこんな感じ。源平とあるから平安後期～鎌倉前？の日本を舞台にした、旅の僧侶が出会った不可思議な二人組、その一晩の同席から徐々に暴かれていく過去の秘密…といった感じの、なんともソワソワ……ゾワッ…としてゆく物語となっております。

個人的にはラスト間際のこのページが好き。初めは、なんかN○Kの朝ドラみたいだなぁ…と思ったなシーンですが（苦笑）それぐらいの大団円感があって、888888と連打してコメント流す勢いで読了。実に爽やかで清々しい漫画でありました！

内容はこんな感じ。時代の移り変わりに際し、婚約⇒結婚と人生の節目を迎えた主人公が、様々な悪習に翻弄される展開。その筆致も確かな技術の上、細かい部分での時代考証もきっちりしており、明治～大正時代が好きな方にはドストライクではないかと。

中身はこんな感じ、とペタリ。横に長い4コマ漫画なので、本書のようにセリフが多い場合とか、色々描き込みたい、動きを付けたいってな場合にはオススメなのでは。ここまでに紹介した4コマ漫画、みんな違ってみんなイイなぁ！

@aikawa_jp さてさて、こちらの哀川氏にはオッサンが少々入れ知恵したという経緯がありまして。今号からのアドバイザーですが、こんな感じで証拠をペタリ。

これにてＣ90新刊デザインアドバイス終了。ん？最後のももれくさん（@momoreku）だけ妙に懇切丁寧じゃないかって？あの子だけがウチの新刊、全差し戻しくらった時に心配してくれたのＹＯ！まさにこの時のマリア様状態。恩には恩を返すＺＥ