本来は画面の中にしか存在しないVチューバーが、バ美肉ならぬ、3D受肉して主人公の家に現れるっう、なんだ、オッサンは昔、電●少女とかで読んだこと有るぞ！知ってるんだ、これ、最後に消えちゃって泣きまくるやつだ！と即座に本書に適応したのがマズかった（苦笑

内容はエロマンガにはよくある（？）クスリの実験失敗に巻き込まれたヒロインと、そのボーイフレンドが繰り広げる、明るくエッチな処女喪失ハプニングストーリー。やはり冒頭部分ですが、この先は消しが大きくなりすぎる（意味はわかるな？ｗ）ので、ご紹介は打ち止め終了に。あとはきみのめで（文字数

内容はこんな感じ。単行本に出演する人妻ヒロインの、作品では描かれなかった前後譚、という構成で描かれておりまっス。フルカラーはやはり色香が映えますですなぁ～。生々しくもあり、淫靡でもあり。

このような中性的、ボーイッシュな女性たちが繰り広げる「恋に落ちるまで」が描かれている訳ですな～。ショート漫画なので、余計にその恋する瞬間、というクローズアップされた物語が中々に心に突き刺さる良書となっておりまして。

実は今月、四十路も後半に突入した筆者なんですが「年寄りの冷水」の語源が、江戸時代のデザートが元だったという事実を、この歳になるまで知らなくて。江戸の大食い競争や当時食されていたメニューの再現など、実に多岐に渡る雑学の塊となる本書。料理に興味がなくても非常に面白く読めてしまいます！

さてさて内容の方ですが、このようにイラストメインでのレシピ紹介、そのレシピにまつわるエピソードのショートマンガで構成されている流れとなっております。絵で表現する400年前の料理の描写の巧みさは、さすがに味のある逸品。絵のウナギなのにヨダレが出そうになるのはなぜなんだぜ…な圧巻。

デザイン的に気になった箇所は、こちらの画像、右ページの上2コマ。コマが下に続いた描写というのはよくある描き方ですが、其の場合はやはりコマをブチ抜かないと、続いてる感の演出が弱くなる訳で。

かといって、固真面目一辺倒にならないよう、こういったいつもの安心できる？掛け合いなんかも描かれており、確定申告に関係のない提督諸氏にも楽しんでいただけるのが本書の最大の長所ではないかと。

…さて、引き続き3の方を………え？さっきの画像で何か榛名がスゴイことになってなかったかって？しょうがないでござるな～。もう深夜帯なのでR18開催日ではないけど、一枚だけサービスな！かーちゃんたちにはないしょだぞーーー

本書の内容は女性提督と榛名が休暇旅行に出かけるという、旅情漫画。旅先の名所巡りから混浴露天風呂と、ウチの鎮守府では非番はこうなんです！という、キャラクターへの愛情がしっかり感じられるホンワカした良書。二次創作とはここまで自由に描いて良いものなんだ、というTHE教科書な出来ですな。

さて、その気になる中身ですが「直接描写は無い」んですよね、コレが。小説の方はすべてに目を通した訳ではないので、文字部分は未確認ですが、あくまでイチャラブを愉しむ、という健全なテーマ？になっているのも安心して読める利点ではないかと。

自身の内にある愛情、願望、希望、その全てをぶつけても、この現代社会の中で唯一許される場所が同人だと。ゆえに、本書に描かれた物語のタイトルが「妄想」なのは実に正しく、推しの最カッコいいシーンだけフルカラーにしたいというのも実に正しい。改めて同人って良いな、と思わせてくれる本です。