老いてなお盛んな巨匠の情熱に、徐々に覚悟を固める心理描写が実に巧みな筆遣いで描かれており、おおぅ…こいつは、ただのナマモノじゃねぇ…ガチだ、ガチの「漫画」なんだ…!と息の飲まざるを得ない展開に。クリエイトとプロダクト、ぶつかりあう男たちの夢、そして決断。
飲食系同人クラスタ・てふや食堂(@tehutan)氏とのコラボレーションとなっている本品、このように猫のイラストが型どられた、ひときわ大きなクッキーが目印。缶を包むオビ?の裏面には4コマ漫画が隠されていたりして、まず見ているだけで楽しいw
@ochinchinriichi 筆者は海の中の人が友達にいるんですが、いつだったか聞いたことがあったんっスよね。一番艦は一番最初に作られる訳で、後から出来た艦の方が一番艦の経験をフィードバックされて強くなるから、四番艦ぐらいの方が偉いんじゃね?と。すると即座に「意味合いがまるで違う」と切られた過去が(苦笑
しかし巻末には画像二枚目のように、しっかりと書式解説コーナーなどもあり、アレってどういう書類なんだろう?と疑問に思ったことをちゃんと最後に提示してくれています。一枚目のコマにあるように、書類のドコに何を貼るか?もマンガ化されていて、本著は相当実用性が高いのではないかと。
まずは冒頭ページをペタリ。本作は表紙下部に書いてあるように、女性オタクの二人暮らしの日々をマンガで書き綴ったエッセイ的一次創作マンガ。…む?そんなネタだとコミケに腐るほどある?そんな程度では新時代のコミケに相応しいかわからない?なるほど、それは尤もで。
気になる中身はこんな感じ。四コマ漫画が連作となって物語が進行していく構成に。凍結対策で他のページもペタペタ貼れないのが残念無念なほど、軽快でスイスイっと筆が走っていくのを追いかける感覚が実に心地が良くて。この境地、なっかなかに到達出来るものではなく。見事な筆さばきに感服しかない。
本編は13箇所の名所が氏の独特な絵柄でぎっしり描かれていて、さながら読むガイドブック。観光的なポイントも掲載されてますが、そこはさすがのてふや食堂。胃袋的、おみや的な名所ポイントも完全網羅。目玉焼きには醤油派としてはこのきあげ醤油、速攻で心の地図に赤ペン入れたよねっていうw
TLに怒涛のごとく同人誌情報が流れてくるこの時期、めっさ面白そうやんけ!とフッとアカウントにカーソルを合わせると出現する「フォローされています」の文字。お前ェ!お前!俺をフォローしといて一回もコレに持ってきてないよなぁあ!どういうことなのォォ!となる気持ちにいい加減名前を付けたい https://t.co/gGeWyiZCJK