赤塚先生の鬼警部の画像を上げた際に実際に描いたのは長谷邦夫先生ではないかというコメを頂いたので検証してみようと長谷先生の単行本を探して見たものの私に両先生の画力の違いなど分かるはずもなく直ぐに諦めました。しかし今これだけの漫画パロディを描こうとしたらかなりのお金が動くだろうなぁ。

月刊少年ジャンプ　 永遠の名作特集号 (1977) 月刊ジャンプで毎月、一作読切で掲載されていた復活懐かし漫画を一冊にまとめた増刊号。 悪魔君より目立っている鬼太郎と水木先生。ビミョ〜に痩せた鉄人28号。悲しかったのは復活したアストロ球団に復讐しようとするリョウ坂本(こんなキャラじゃないよ！)

ポップコーン誌にて赤塚不二夫先生の描いた胎児ピザが問題になったのが1980年。私がそれ以前に見た赤塚残虐ギャグ漫画は1974年の鬼警部！舞台がストリップ小屋なので裸は当たり前なのだが驚いたのは警部が恋人の仲を引き裂き二人の子供をビルから路上に投げ捨てる場面。小学生だった私には衝撃でした。

怪獣使いと少年たち　(1985) 二日前に探し物をしていると本棚の奥から白夜コミックスがまとまって出てきた。怪獣使いは当時ブリッコ、レモンピープル誌などで活躍されていた先生方が描いたアンソロジー本。その中の一人、くあTERO先生が亡くなっていた事を昨夜TLで知った。おそらく50代ちと早いなぁ。

地上最強の男　竜　(1977) 聖マッスル終了後に始まったこの衝撃漫画も全話、切り抜いていた高校時代の私。第一話からシュールな過激表現の嵐！最終回に近づくと益々、宗教色が強くなり曼陀羅画まで描かれていた風忍先生。今迄、見てきた格闘技漫画とはまるで違うぶっ飛んだ展開に毎週？の連続でした。

ガクラン放浪記　(昭和59年) 弘兼憲史先生の数ある作品の中で一番、心に残る漫画。荒れた学校生活から泥沼の青春を這いずり回る少年の物語。特に印象深いシーンは高校退学を決意し職安に行くものの劣等感に苛まれ家出する所。少年キングで連載中は私も高校生、どこか精神状態がシンクロしてたのかな。

コミックアゲインあっぷる (1985)はペパーミントCOMICから派生した本なので同名のコミックアゲインとは別物と思っていたらまさかの同じ日本出版社。 久々に読んで懐かしかったのはたかはしちこ先生。あと白井薫範先生の初期の作品も掲載されているのですが、ぐんぱんじゃなくて、かおのりだったのか！

粋なトラブル　(1984) 今や漫画評論家の夏目房之助先生が20代の時に描かれた短編恋愛(ギャグ)漫画を一冊にまとめた本。 この本によく出てくるショートカットの女性は当時の流行りなのか、先生の好みなのか？ 大学1年でうつ病以降3〜5年毎にそううつ転換と、あとがきに書いてあるが完治されたのかな。

ザッツ.パロディ　(昭和56年) 昨夜に続いて夏目房之助先生 当時OUTのアニパロ漫画が面白くて購入した一冊。中身はアニメ、漫画パロディ。パロディ入門。短編長編ギャグ漫画他。この時点で先生が劇画誌などで連載を持たれている漫画家さんという事がわかったが、まさかあの、とんでるバカ本の作者とは❗️

おとなのじかん　川島よしお 夜になって、こっそりコミック・ゼロスを買いに行く(中学生?) 久々に川島先生の紙の新作漫画を見る。先生らしいオチでクスッと笑った。 キャラを若者向けに少し寄せられたかな⁈

pH4.5グッピーは死なない 　　　　　　(1991) 私が林静一先生に持っている絵のイメージを粉々にした漫画。 冒頭から延々と続く男女のSEXその間に挟まれている過去と現在のワイドショー comicばくに連載されていたらしいけど全く記憶にない 一コマ一コマが実験的な点描イラストと言われればそうだけど⁈

トランクイロさんのツイッターが凍結した原因がTAIZANさんが造った女性型人形だというのを聞いて思い出したのが石ノ森章太郎先生の馬がゆく！大金で精巧なダッチワイフを製作依頼された男が自ら作り上げた女性を愛してしまい最後はビルから飛び降り心中？自殺してしまう話。人形師さん気をつけて！