イワフチヤスナリ「ラウドの怪人」ロックで若者を洗脳する謎の組織に改造され、音楽を聴くと怪物に変身する男の復讐劇。ジャンプ打切漫画の雰囲気が凄い。ショタがヒロインを兼ねており男なのに何度も犯されそうになる。描くべきものはキチンと描いたのに予想だにせぬラストが待ってた怪作。
この雑誌は古賀新一や日野日出志も載っていて豪華な一冊になっている。エコエコ言っているがエコエコアザラクとは全くの無関係。
プレミアは付いていないが探すと見つからない石井まさみ「世にも不思議な物語」かなり奇天烈な短編集。異常なストーリーに見劣らぬ生理的嫌悪感を掻き立てる絵力は必見。お墓の前で空に故人の笑顔が浮かぶラストが大嫌いなのですが、教科書みたいな作品載ってます。初出が気になる。
#ホラー漫画
今月も、的野アンジ「僕が死ぬだけの百物語」目当てにサンデーSを購入!「ぽっけいさん」「だがしや」の2作品掲載。真夜中の会社に現れる悪霊と狂った駄菓子屋店主が襲いかかる!!梅雨の湿気を吹き飛ばず真っ向勝負のガチンコ本格ホラーだ。
#ホラー漫画
「たいせつな人のいちばん好きなトコなくなっちゃってもまだ愛せる?」ゲームで、優しさを奪うための方法が「ヘロイン漬け」なの好きすぎるんだよ。
蕪木彩子「お骨を配る少女」お骨は不幸を配る媒体であるという発想が面白い。痴情のもつれスプラッターを得意とする作家だが、少女誌ではきちんとホラー度マシマシ肉欲少なめに調整してくれる。収録作はどれも面白く、かつ100円で買えて入門書に最適な本だったが、最近は見なくなった。
#ホラー漫画
岡田伸一「兇器博物館」
人の顔が認識できないのっぺら病を治す手がかりを探しに訪れたのは、あらゆる兇器が展示してある博物館。順路に従い学芸員から血を吸う道具達の恐ろしいエピソードが語られる!
第一話とは思えぬ複雑怪奇な愛憎劇だった。次の兇器はいきなり死が近くで次巻が楽しみ
#ホラー漫画